福神漬けの名前の由来って?
カレーライスにあわせて食べるものといえば「福神漬け」ですよね。
パリパリとした食感とあの甘味が箸休めになりますが、そもそもなぜあの漬物が「福神漬け」という有難そうな名前になったか知っていますか?
福神漬けが誕生したのは明治時代だったとされていて、福神漬けの販売を行っていたお店が不忍池の近くにあったそうです。
そして、不忍池の弁財天にあやかって、7種類の野菜を七福神に見立てて「福神漬け」としたことが由来となりました。
ちなみに福神漬けは、ダイコン、ナス、ナタマメ、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマの7種類を細かく刻んで醤油や砂糖、みりんで漬け込んだ漬物のことです。
もともとは商品名だったものが広く知れ渡り、現在はすっかりと漬物の一種として定着しているのでした。
漬物とお新香の違いとは?
漬物にはいろいろな種類がありますが、その中でも漬物のことを「お新香(おしんこ)」と呼ぶときがありますよね。
漬物もお新香もどちらも同じような食べ物に見えますが、その違いはどこにあるかを知っていましたか?
実は「お新香」とは「新しい香り」という漢字を読んで字のごとく、漬物の中でも漬けられてからまだ日の浅い漬物のことをいうんです。
漬物は長時間漬けられたものよりも、浅漬けやお新香などの短時間漬けられたものの方がより新鮮さが残っていて、野菜の香りがしますよね。
つまり、お新香は漬物の一種であり、漬け方などの違いなどではなく、どれだけの時間をかけて漬けられたかが基準になっています。
ちなみに、いつまでがお新香や浅漬けと呼ばれるのか調べてみましたが、明確な定義などは見当たりませんでした。
以上が漬物の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?