サランラップの由来や語源が面白い!実は食品用ではなかった。

この雑学では、サランラップが開発された由来や商品名の語源について解説していきます。

雑学クイズ問題

サランラップの商品名の由来とは?
A.当時はサラサラしていたから
B.人の名前
C.語呂が良かったから
D.サランという物質で作られているから

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

サランラップの由来や語源が面白い!実は食品用ではなかった。

サランラップの用途

現在、皆さんはサランラップをどのように使用していますか?
食べ残したおかずを保存するのにサランラップをかけたり、様々な食糧を小分けにして、冷凍保存をするのに使っていますよね?

しかし、サランラップの元々の用途は食品保存では無かったようです!


ラップの起源

そもそも、サランラップとは商品名であり、本来の名前ではありません。
サランラップが登場する前はラップと呼ばれていました。

開発された時期は20世紀初頭とされていて、元々は軍事用として活躍していました。

どんな場面で活躍したの?

軍事用として活躍したと説明しましたが、具体的にはどのような場面で活躍したのでしょうか?

・熱帯雨林などで行軍する際に靴の中敷きとして使用し、足が濡れることを防止するとともに、水虫を防いでいた。
・太平洋戦線で兵士達を悩ませていたのが蚊だったが、蚊帳としてラップを使うことにより、兵士達を守っていた。
・銃や弾丸は湿ってしまうと使えなくなってしまうため、湿気から守るためにラップを包装に使用することにより、湿気を防いでいた。

以上の場面でラップは活躍していたようですね!
筆者も手をケガした際に、水から手を守るためにラップを巻いた記憶があります!

いつから食品保存用になったの?

ラップが食品保存用として用いられるようになったのは、戦争が終結した1940年代後半となります。
ラップの製造メーカーに勤めていた、ラドウィックとアイアンズという男がいました。

2人はある日、妻を伴って近所の人々とピクニックに行くこととなりました。
その場で、たまたまラドウィックの妻がレタスをラップで包んでいたことにより、評判となり、ラップが知れ渡ることとなりました。

いつからサランラップになったの?

ラップが評判となって知れ渡ったのはわかりましたが、いつサランラップになったのでしょう?
それは、ラドウィックとアイアンズとその妻が大きく関係していました。

評判となったラップは、ラドウィックとアイアンズにより、その後、食品保存用として製品開発されました。
そして、肝心の商品名についてはラドウィックの妻である「サラ」と、アイアンズの妻である「アン」が由来でサランラップとなりました。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.人の名前」でした!

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軍事用として利用するのはもちろん難しいですが、湿気を防ぐという意味では、食品保存以外にも様々な用途が考えられそうですね!

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まとめ

サランラップは軍事用として使用されていた。
戦争終結後、ラップ開発者の妻がピクニックで食品保存用としてラップを使用した。
以上のことをキッカケとして、サランラップが製品開発されることとなった。
製品開発を担当した2人の男の妻の名前から、サランラップと命名された。