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あくびはなんでうつるのか?あくびの理由を徹底解明!

あくびうつる理由
この雑学では、あくびがでる原因とうつる理由について解説します。

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雑学クイズ問題

あくびの効果とは?
A.酸素不足を補う
B.リラックスできる
C.空腹感を抑える
D.血流を良くする

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

あくびが出る理由とは

あくびは病気の兆候!?

あくびがうつる理由について説明する前に、あくびについて解説します。
1987年の「行動神経生物学」詩に、アメリカのメリーランド大学の研究者が、驚くべき論文を発表しました。

その内容とは以下の通りです。
「あくびは、脳障害、脳腫瘍、脳出血、乗り物酔い、舞踏病、脳炎などの疾患の兆候であり、医学的に重要なものである」

軽病から重病まであり、なんだか恐ろしくなってきますね!
リストの中のどの病気の可能性があるかを考えてしまうと、それだけで病気になってしまいそうです。

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あくび効果の間違った常識

それでは、あくびにはどんな効果があるのでしょうか?
あくびの効果として、体内の酸素が急速に増え、二酸化炭素が対外に追い出されるという考えが常識とされています。

しかし、この常識についてはもう忘れてください。
その考えは大間違いと、心理学を専攻するメリーランド大学のロバート・プロヴァイン教授がいっています。
ちなみに、メリーランド大学は、あくび研究のメッカの一つです。

まず、教授は、多数の被験者に純粋な酸素を与えました。
酸素不足があくびの原因であれば、被験者があくびをする理由がどこにもなくなります。

しかし、被験者はなんらかの形であくびをしました。
次に、通常の100倍の濃度の二酸化炭素が含まれる空気を吸わせました。

そうすると、酸素が不足しているため、あくびの回数が増えるはずです。
しかし、被験者はいつもと変わらない頻度であくびをしたのでした。

また、教授は被験者たちに、歯を食いしばったままあくびをするように、また、口を大きく開けた時と同じように深く空気を吸い込むように命じました。
すると、あくびは短めになり、あくびが途中で中断される頻度が増えました。

その結果、被験者たちは、あくびをしたいという欲求が満たされなかったという報告をしました。
つまり、あくびの効果は酸素を補給することではないのです。

あくびをすると酸素を失ってしまう!?

呼吸の面でのあくびの効果は、深く息を吸い込むことにより、肺の奥の方にある小さな空気の通り道が拡張されることです。
つまり、肺胞に空気が届きやすくすることにあります。

典型的なあくびには、約6秒間かかります。
しかし、このあくびの6秒間で取り込まれる酸素量は、同じ6秒間の呼吸で取り込まれる量より少ないのです。

したがって、あくびをすることにより、酸素を補給するどころか、通常状態より失ってしまうことになります。

あくびはボディ・ランゲージ?

あくびがボディ・ランゲージという意見もあります。
大きな口を開けることが一種のボディ・ランゲージで、他人に視覚的な刺激を与えるという意見です。

しかし、この意見についても否定されています。
研究では、口を開けてあくびをする人間の顔、口をゆがめてあくびをする人の顔、さらに口以外の顔の一部を動かすあくびをビデオに収めました。

そして、このビデオを被験者たちにみせ、三つの例のうち、どれがあくびを誘発させる力がるのかを調べました。
しかし、大きな口を開けるあくびは勝てませんでした。

あくびを誘発させる視覚的な刺激としては、眉毛を動かすあくびが1番効果的でした。

結局、あくびが出てしまう理由は?

あくびというものは、体の各部を総動員した、とても複雑で大きな動作です。

腕が伸びて、顔は収縮し、眉の端は持ちあがり、目は細くなり、舌は後退し、中耳の圧力は外界とバランスを回復し、心拍数は増え、涙や唾液が分泌され、など・・・
一度にたくさんのことが起きているため、どれか一つを抜き出して、これが理由だとか、目的だとか、特定することは不可能です。

その中で、人があくびをする主なあくびの理由をあげるとすれば、あくびには、人の様々なバランスを回復させる作用があるということです。

あくびには、退屈した人の目を覚まさせる働きがあったり、ストレスで疲れ切った人をリラックスさせる効果もあります。
また、人があくびをするのは眠いからばかりではありません。

不安もあくびの引き金となります。
これからステージに上がろうとする演奏家は、あくびをしそうな発作に襲われがちになります。

あくびがうつる理由とは

あくびが出る理由について十分学んだところで、あくびがうつる理由へと移りましょう。

あくびがうつる進化論的な理由

あくびがうつる理由を、進化論的に説明すると、以下のようになります。
「あくびは、大きな集団の構成員の行動と生理を同調させる働きをする。」

確かに、集団の個人個人が状況に応じて警戒状態だったり、リラックス状態だったり、バラバラとなります。
しかし、同時にあくびをすることにより、集団としてバランスがとれ、目的にかなった状態になります。

あくびは、寝る時間を伝えるコミュニケーションの信号にもなります。

また、動物が多数集まった集団については、いっせいに行動する必要があります。
ここの動物が勝手にそれぞれの予定に従って行動するよりも、効率がいいからです。

例えば、犬と人間が仮をする時も、集団でいっせいに行動する方が成果が上げやすくなります。
あくびは、そうしたいっせい行動のきっかけにもなります。

実際にあくびはあらゆる動物の共通の現象です。
ネコやニワトリ、魚までもがあくびをします。

あくびがうつる生物学的な理由

あくびがうつる生物学的な仕組みについては、説明をすることが用意ではありません。
あくびがうつる原因が暗示の力にあるとすれば、単純すぎる気がしますし、人から人に飛び移る一種の微生物やオーラがあると考えるのも、常識はずれに感じます。

あくびをしているのを見たり、聞いたり、あるいはあくびの話を聞いたり、あくびの事を考えたりしただけでも、あくびはうつっていきます。
脳の中には、あくびの引き金が存在しているということだけはいえます。

脳の中には生まれつき、あくび検知器が組み込まれていると、プロヴァイン教授はいっています。
検知器の正体は何か、そしてそれが脳のどこに組み込まれているのか、その答えはまだ解明されていません。

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.リラックスできる」でした!

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まとめ

あくびは酸素不足から起こるという常識は、実験から間違えであることが証明された。
あくびの主な理由としては、「人の様々なバランスを回復させるため」である。
また、あくびがうつる理由は、集団の行動を同調させるためである。
あくびがうつる生物学的なメカニズムはいまだに解明されていない。
ただし、脳の中には、あくびの引き金が存在しているということだけはいえる。

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