ホットドッグの由来・語源・意味とは?アメリカンドッグとの違いは?

この雑学ではホットドッグの名前の由来や語源、意味についてやアメリカンドッグとの違いについて解説します。

雑学クイズ問題

ホットドッグの名前の由来は?
A.ソーセージの色が犬の皮膚の色に似ているから
B.犬の食べ物として考案されたから
C.昔は食用の犬の肉が使われていたから
D.ソーセージが犬のダックスフントに似てるから

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

ホットドッグの由来・語源・意味とは?アメリカンドッグとの違いは?

ホットドッグのどこが犬?

世界には色々な名前の料理があってそれぞれに意味や語源由来がありますよね。
その中でファストフードやお祭りなどでは「ホットドッグ」や「アメリカンドッグ」が定番となっています。

この料理名のどちらにも共通して言えることは「ドッグ=犬」という言葉が使われていることです。
しかし「ホットドッグ」や「アメリカンドッグ」についても、あんまり犬要素はないように感じますよね。

それではなぜどちらにも「ドッグ」という言葉が使われているのでしょうか。
まさか犬の肉を食用で使っていることから「ホットドッグ」や「アメリカンドッグ」と名付けたなんてことがあるのでしょうか・・・。


ホットドッグの由来・語源・意味

まずは、ホットドッグについて解説していきます。
ホットドッグはソーセージを細長いパンにはさんだ料理のことで、マスタードやトマトケチャップで味付けをしたり、野菜などを挟むこともあります。

ホットドッグの名前の由来・語源については「犬の肉を使っていたから」という由来・語源がありますが、これは都市伝説であり根拠はないそうです。
定説では、ソーセージのことをドッグと呼ぶようになったのは19世紀になってからだとされています。

ソーセージが細長い食べ物であることから、犬のダックスフントの細長い体に見立てて「ドッグ」と呼ぶようになったのです。

ホットドッグについても犬のダックスフントがパンに挟まっているように見えることが由来・語源となって「ホットドッグ」が誕生したとされています。

アメリカンドッグの由来・語源・意味

続いては「アメリカンドッグ」についてです。
アメリカンドッグはソーセージにに串を刺して、小麦粉などで作った衣をつけて油であげる料理のことです。

ホットドッグがサンドイッチのような料理であるのに対して、アメリカンドッグは揚げ料理なので材料は似ていても全く違う料理だということがわかります。
そして、実はアメリカンドッグは和製英語であって、アメリカンドッグという名前で売り出しているのは世界的にも日本ぐらいなんです。

アメリカンドッグの由来・語源となっている食べ物は本場アメリカでは「コーンドッグ」と呼ばれています。
日本のアメリカンドッグは小麦粉で衣を作るのに対して、コーンドッグはコーンミールを衣として使います。

日本の料理で使われる粉といえば小麦粉が主流のため、日本では小麦粉を使ったレシピが定番となっているんですね。
コーンミールを使っていないことから「コーンドッグ」とはいえないため、それらしい名前ということで「アメリカンドッグ」という名前で売り出しているのです。

そのため、日本以外でアメリカンドッグといっても伝わらないので注意が必要です。
「ドッグ」の由来・語源は、やはりソーセージを犬のダックスフントに見立てているものだと考えられます。

ちなみに北海道では

アメリカンドッグにかけるものといえばケチャップとマスタードですよね。
しかし、北海道の一部の地域ではアメリカンドッグに砂糖をまぶして食べる文化があります。

ちなみに、アメリカンドッグに砂糖をまぶしたものについては「フレンチドッグ」と呼んでいます。
意外と衣と砂糖とソーセージの相性がよく、とても美味しいそうなので北海道旅行へ出かけた際にはぜひ食べてみてくださいね。

以上がホットドッグやアメリカンドッグの意味・由来・語源、違いについてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.ソーセージが犬のダックスフントに似てるから」でした!

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まとめ

ホットドッグは細長いパンにソーセージをはさんでマスタードやケチャップで味付けしたサンドイッチのような料理である。
細長いソーセージが犬のダックスフントに似ていることが由来・語源となって「ホットドッグ」となったとされている。
アメリカンドッグは和製英語であり、海外ではコーンドッグと呼ばれ、衣も小麦粉ではなくコーンスターチが使われている。
北海道の一部では砂糖をまぶして食べる地域があり、アメリカンドッグではなく「フレンチドッグ」と呼ばれている。