ナマケモノの睡眠時間の雑学、実はノロマに見えて泳ぎが速い。

この雑学ではナマケモノの睡眠時間についてや、ナマケモノの面白い雑学について紹介します。

雑学クイズ問題

ナマケモノの睡眠時間はどれぐらい?
A.2時間
B.7時間
C.20時間
D.22時間

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

ナマケモノの睡眠時間の雑学、実はノロマに見えて泳ぎが速い。

ナマケモノのイメージ

皆さんはナマケモノといえばどんなイメージがありますか?
おそらくほとんどの人がナマケモノといえば1日中寝ていて、動きも遅いイメージを持っているでしょう。

実際、ナマケモノは20時間の睡眠時間を必要としていて、一日のほとんどを寝てい過ごしています。
あまりにずっと動かずに寝ていることから、身体の毛にコケが生えてくることまであるんですね。

動きもとても遅いことから、天敵に見つかってしまったら逃げる事も出来ずにほぼ確実に捕まってしまいます。
一日のほとんどを木の上で寝て過ごしていますが、排泄をする時にだけ地上に降りてくるため、この瞬間を天敵に狙われてしまうことも多いそうです。


なぜ睡眠時間が20時間必要なのか

続いてなぜナマケモノの睡眠時間が20時間も必要なのかについて解説していきます。
ナマケモノは極力活動する時間を減らした結果、エネルギー消費を抑えるように進化してきたのです。

当然ですが起きてる時間が長ければ長いほどエネルギーをたくさん使いますし、その分だけ餌も多く食べなければいけません。
しかし、安全な木の上で一日のほとんどを過ごし、動きも遅いナマケモノは多くの餌を確保することは難しいですよね。

そのため、一日に必要な餌は8グラムの餌だけを食べて、睡眠時間を長くしてエネルギーを温存しているのです。
ちなみに、餌を消化するのには1ヶ月もかかるとされていて、消化器官の活動もかなり鈍いことから、少しの餌を食べたとしても餌が消化されず、栄養が吸収されないため餓死してしまう弱点もあるようです。

また、あまりにも動かないことから身体にコケが生えることもあると解説しましたが、自分の身体に生えたコケさえ餌になることもあるそうです。

実は泳ぎが得意なナマケモノ

ここまでの解説ではナマケモノの動きの遅さなどに焦点を当ててきましたが、実は種類によってはナマケモノは木の上や陸を動くよりも泳ぎが得意なんです。
ナマケモノが生息している地域は熱帯雨林の気候となっているため、いくらナマケモノといえども泳ぐ必要があるんですね。

特にミツユビナマケモノについては歩くスピードは時速120mととてつもなく遅いですが、泳ぎではこれの2~3倍のスピードが出ます。
2~3倍と言っても時速240~360mなので充分遅く感じるかもしれません。

しかし、人間で考えてみても歩くスピードの2~3倍で泳げる人なんて練習や訓練をつんでる人ぐらいですよね。
ナマケモノといっても必要とあらばいつも以上に速く移動することもあるのです。

以上がナマケモノの睡眠時間についてや、ナマケモノの面白い雑学についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.20時間」でした!

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まとめ

ナマケモノは一日の20時間の睡眠時間をとっている。
一日に必要な餌はわずか8グラムだとされていて、エネルギーを極力使わないように進化を遂げたことから、睡眠をたくさんとるようになった。
あまりにも動かないことから体毛にコケが生えることがあり、そのコケを餌にすることもある。
また、種類によっては泳ぎが得意なナマケモノもおり、歩く速度の2~3倍の速度で泳ぐことができる。