飛べない鳥、キーウィはキウイフルーツにそっくり!?

この雑学では、飛べない鳥である「キーウィ」の生態について解説します。

雑学クイズ問題

ニュージーランドの国鳥であるキーウィはどんな鳴き声で鳴く?
A.ポッポー!
B.ピロピロ!
C.キーウィー!
D.ホエー!

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

飛べない鳥、キーウィはキウイフルーツにそっくり!?

キーウィってどんな鳥?


皆さんはキーウィという動物をご存じでしょうか?
翼が退化してしまって飛べない鳥なんですが、その丸っこいフォルムはとても可愛くて癒されてしまいます。

飛べないため、一生懸命走りまわっている姿もとても可愛らしいです。
今回の雑学では、そんなキーウィの生態について解説します。

画像なども掲載しますので楽しんでいってくださいね!
まずはキーウィの基本的な生態について解説します。


キーウィの生態


先ほども説明しましたが、翼は近くから見たとしても、確認が難しいほど退化しているため、飛ぶことは出来ません。
一応翼は存在していますが、大人のキーウィの羽毛をめくってみても、長さは5cm程度しかないそうです。

大きさはニワトリと同じぐらいの大きさです。
トコトコ歩いているところを想像すると、とても可愛いですよね!

飛ぶことができないかわりに、鳥類にしては脚が発達しているため、速く走ることができます。
ニュージーランド固有の鳥であり、ニュージーランドの国鳥にも指定されています。

昔は1000万羽ほどいたそうですが、いまや3万羽程度まで減ってしまって、危機的な状況になっています。
点滴のいない環境に生息していたため、猫やネズミなどの移入動物に雛を食べられてしまい、個体数を減らしています。

特殊な鳴き声

キーウィは鳥なのでもちろん鳴き声があります。
その鳴き声がとても特徴的なのです!

その鳴き声は「キーウィー」と口笛のような声となっています。
実は「キーウィ」という名前は、ニュージーランドの先住民であるマオリ族が鳴き声からつけた名前だったんですね!

夜行性で実は鼻がいいんです!


キーウィは夜行性のため視力が弱いのが特徴です。
逆に実はとても鼻が発達している鳥で、普通はくちばしの根元に鼻がありますが、キーウィの場合はくちばしの先端についているのも特徴です。

夜行性のため、餌は夕方以降に歩き回って探します。
ヒゲはセンサーのような役割をはたしています。

優れた嗅覚とヒゲのセンサーを使って、地面にくちばしを差し込んで、地中にいるミミズや昆虫の幼虫、果実などを探して食べます。

キウイフルーツは元々キーウィからきている?


キーウィと聞くと、キウイフルーツを想像される方もいるかと思います。
実はその通りで、キウイフルーツの語源は鳥のキーウィからきているのです!

キウイフルーツの原産地は中国で、そこからニュージーランドへ持ち込まれました。
その結果、品種改良に成功して世界に輸出する際に、国鳥であるキーウィから「キウイフルーツ」の名前がつけられたのでした。

日本で見ること(飼うこと)はできるの?

この記事を読んでキーウィを実際に見たくなった方もいるのではないでしょうか!
しかし、残念ながら2016年現在の日本では見ることができないそうです。

2015年までは天王寺動物園で見ることができたそうですが、残念です。
また、キーウィはニュージーランドでは全面輸出禁止になっているそうなので、日本で入手することは出来ないそうです。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.キーウィー!」でした!

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まとめ

キーウィは飛べない鳥であり、羽が退化していて5cmほどしかない。
鳥としては珍しく、脚が発達していて速く走ることができる。
ニュージーランドの国鳥であるが、個体数が減っており、絶滅の危機にある。
夜行性で夕方以降に活動するため、目は発達しておらず、鼻が発達している。
ヒゲのセンサーと鋭い嗅覚を用いて餌を探す。
キウイフルーツの語源になった鳥である。
現在の日本で見ることは出来ず、ペットとして飼育することも出来ない。