この雑学では、仕事のやる気のない部下に対して、どう接したらやる気が出るかについて解説します。
部下に仕事のやる気を出させる方法、正しい接し方。
人はどんな時にやる気が出るの?
皆さんは部下・後輩にやる気をもって仕事をさせているでしょうか?
また、やる気を出すためにはどうしたら良いかを考えていますか?
人は、自分の利益になるようにしか動きません。
つまりは、自分にとって面白そうだと感じる事や得になると感じないとやる気を持って取り組みません。
上司は、働いたら働いた分、部下にメリットが出る職場にする必要があります。
仕事のやる気を出させる方法
営業であれば歩合制や売上をボーナスに反映させるという方法があります。
企画職であれば大きな仕事を任せるという方法もあります。
やれば結果につながる、評価される仕事ならば、やる気を出して仕事をするぞ!という気分になれますよね!
また、部下と誠意をもって接して、信頼関係を築くことも重要です。
そうなれば、部下は自分のためにも仕事をしてくれて、上司を喜ばせるためにいい仕事をしよう!とやる気になってくれます。
上司が信頼した部下に仕事をまかせ、部下は上司のために頑張る、とてもいい信頼関係ですよね!
褒めるのと叱るのはバランスが大事
必要以上に部下を叱ったりはしていませんか?
叱られてばかりいると、部下のモチベーションも下がってしまいますよね?
かといって、部下に叱る事を遠慮して、ただ部下の事を褒めちぎっていませんか?
あの人はいつでもだれでも褒めると思われてしまうと、褒められた時のありがたみが無くなってしまいます。
叱ると褒めるはバランスが大事です。
いつも厳しい上司にたま~に褒められた時こそ大きな喜びがあり、やる気につながるのです。
また。叱りながら褒めるといったテクニックもあります。
部下が失敗した時に、「君らしくない失敗だね」という事により、普段の能力を褒めながら、失敗を叱ることができます。
褒めることが苦手な人へ
人を褒めることが苦手な人っていますよね?
また、昨日まで鬼のように厳しかった上司がいきなり部下を褒め始めても、なんだか気味が悪いです。
そんな時にお勧めな褒め方が、間接褒めです。
直接本人を褒めるのではなくて、別の人に何気なく、あの部下はよく頑張っている、と伝えておくのです。
その時のポイントとしては、本人に伝えてくれそうな人を選ぶことです。
直接本人から褒められても恐縮してしまったり、お世辞に思えても、影で褒められる方が信じられるものです。
上手な褒め方
褒めることでもっとも重要な事は、タイミングです。
うまくいったその瞬間に褒めてやることが大切です。
また、当たり前のことを当たり前にやってくれてる部下に対しても、褒めることを忘れないでください。
結果だけではなく、そのプロセスも褒めると、ちゃんと見られていて評価してくれるんだな、という意識が生まれてやる気にも繋がります。
そして、褒めたあとにちょっとした目標などを示してあげれば、それに向かってやる気を持って取り組んでくれます。
上手な叱り方
叱ることでもっとも重要なことは、まず最初に何を叱るかをはっきり明示することです。
部下が、なぜ叱られるのかについてわかるように、できるだけ簡潔に伝えてください。
また、陰湿な叱り方をするのではなく、明るい態度で叱るようにしてください。
監督者として自分にも責任があるという気持ちも忘れないでください。
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まとめ
人は自分が得だと考えた時にやる気を出す。
部下にやる気を出させるには、信頼関係を築くことが大切である。
また、褒め方や叱り方の違いで部下のやる気も変化するため、常に意識しながら褒めたり叱ったりすることが重要である。
部下や後輩に仕事のやる気を出させたいという方は、ぜひ明日から実践してみてください!