フランクの意味と語源にはとある部族が関係していた?

この雑学では、「フランク」の意味と語源について解説します。

雑学クイズ問題

フランクという言葉は何語に由来している?
A.フランス語
B.イタリア語
C.ギリシャ語
D.ラテン語

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

フランクの意味と語源にはとある部族が関係していた?

フランクの意味と語源にはとある部族が関係していた?

フランクという言葉のイメージ

日常生活においてたまに使う「フランク」という言葉ですが、この言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
使い方としては、「あの人ってフランクだよね!」という風に使います。

日本では、「気さくで誰とでも仲良くできる人」という意味で使われていることが多いと思います。
どちらかというと、ポジティブな印象を受ける言葉ですよね!

フランクという言葉の意味について触れる前に、まずはフランクの語源について触れていきましょう!


フランクはとある部族が語源となっている

フランクという言葉はゲルマン人の1支族であるフランク族に語源となっています!
フランク族は、サリー・フランク族とリプアリー・フランク族に大別され、サリー・フランク族については後にフランク王国を建国したことで有名ですね!

西ヨーロッパを中心に活躍した部族集団ですが、とても自由奔放で、勇敢な人が多かったそうです。
フランク王国についてですが、現在の「フランス」や、ドイツの都市名である「フランクフルト」などに引き継がれています。

フランク王国はその後、9世紀の半ばに分裂しました。
2度の分割によって西フランク王国、東フランク王国、中フランク王国となり、これらの国はフランス王国と神聖ローマ帝国の母胎の一つとなって、中世・近世を通して大きな影響力を保持しました。

ちなみに、英語でFrankと書きますが、語源となっている言葉はラテン語で「Franci(フランキ)」と書きます。

フランクの意味

フランクの意味と語源にはとある部族が関係していた?
フランクという言葉の語源はわかりましたね!
続いてはフランクという言葉の意味です。

フランクの意味は英語で「気取らないさま、ざっくばらんなさま」となります。
フランクの語源でも触れていますが、フランクの語源となったフランク族の振舞いが気取らなくとても自由奔放だったため、この意味になったとされています!

よく「フランクな付き合いをしよう!」などという言葉を耳にしますが、「遠慮なく自然に振舞って接してくれ!」という意味でとらえるのが正しそうですね!
しかし、フランクな付き合いをするからといっていきなり目上の人に対してタメ口をきいたりすることはフランクではありませんので注意してください!


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「D.ラテン語」でした!

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まとめ

フランクの語源はフランク王国を建国したフランク族に由来している。
英語でFrankと書くが、語源となっている言葉はラテン語で「Franci(フランキ)」と書く。
フランク王国については、現在の「フランス」や、ドイツの都市名である「フランクフルト」などに引き継がれている。
フランクの意味は「気取らないさま、ざっくばらんなさま」となる。
フランクの語源となったフランク族の振舞いが気取らなくとても自由奔放だったため、この意味になったとされている。