この雑学では、おみくじで大吉や大凶、それ以外のくじをひく確率、またおみくじの種類、おみくじの雑学について解説します。
雑学クイズ問題
おみくじを引いた後に境内の木の枝や紐に結ぶ理由は?
A.結果によって捨てる人が多いため
B.おみくじの開祖が定めたルールのため
C.木の精霊に浄化してもらうため
D.神様へくじの結果を報告するため
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
おみくじで大吉や大凶の確率は?種類はどれくらいある?
今後の運命を占うおみくじ
今後の運命を占うのがおみくじ。
子供はもちろんのこと、おみくじの内容で大人も一喜一憂してしまいますよね!
特に初詣でおみくじをひく機会は多いと思いますが、大凶などをひいてしまった場合はとても心配になってしまいます。
ところで、大凶ってなかなか見かけないですよね?
筆者は実は1度だけひいたことがありますが、他で大凶を見かけた事は1度もありません。
そこで、今回はおみくじの種類と、それぞれがどれぐらいの確率でひけるのかを解説します。
逆に、悪いおみくじをひく方が運が強いのかも?
おみくじの種類
確率の話をする前に、まずはおみくじの種類について解説します。
通常のおみくじは7段階に分かれていて、縁起が良いとされる順番に並べ替えると以下の通りになります。
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶
小吉と吉の順番を逆に覚えている人も結構いるようです。
この7種類に加えて、さらに細かく種類がある事をご存じですか?
神社によっては、12段階になっている場合もあるそうです。
縁起の良い順番に並べ替えると、以下の通りになります。
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
凶以下のおみくじってなかなか見かける事がありませんが、神社によっては凶も更に細かく分かれているようですね!
それぞれのおみくじの確率
おみくじの種類が分かったところで、さっそくそれぞれの確率について解説します。
12段階のおみくじは珍しいため、一般的である7段階のおみくじの確率について調査してみました。
筆者が調べてみたところそれぞれの確率は以下のようになっているようです。
大吉:約22%
中吉:約8%
小吉:約13%
吉 :約28%
末吉:約15%
凶 :約13%
大凶:約1%
真ん中の「吉」が出やすいという事はわかりましたが、大吉が出づらいのかと思いきやかなりの確率でひけるものなんですね!
4~5回ひけば1度は大吉がひけるという確率です。
かたや、大凶が「約1%」という極端に低い確率になっています。
これは、逆にひき当てた方が運が強いんじゃないかというレベルです。
これには理由があり、大凶が出てしまうと縁起が悪かったり、気分を害する人がいて、結果として神社への客足が遠のいてしまうという理由から、そもそもおみくじに大凶を入れてない神社が多いからです。
冒頭で1度だけ大凶をひいたと書きましたが、とても珍しいものを引き当てていたんですね・・・
もともとはルールがあった?
それぞれの確率についてはわかりましたが、実はおみくじにはもともとルールがあり、それに基づいて吉や凶の割合が配分されていたそうです。
おみくじを最初に作ったのは良源というお坊さんでした。
良源が「元三大師御籤帳」に記した内容には「大吉、吉、凶が80%で、それ以外の配分は各神社で決めて良い」とあったそうです。
浅草寺などはいまだにルールに基づいて配分されているため凶がよく出るそうですが、今は厳密にこのルールを守っている神社は少ないそうです。
おみくじを木に結ぶ理由は?
おみくじの結果が良かった場合は財布などにしまったりしてお守りにします。
しかし、おみくじの結果が悪かった場合は境内の木の枝や紐に結び付けますよね!
これにはちゃんとした理由があるのです。
神社の木々には霊力があるため、気の精霊で悪い運勢を浄化してもらう事を目的としているのです。
末吉などは判断に困ると思いますが、内容が自分にとって微妙だった場合は結ぶといった判断をするとよいでしょう。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.木の精霊に浄化してもらうため」でした!
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まとめ
おみくじの種類は神社によって異なる。
一般的には7段階の種類に分けられているが、12段階のおみくじもある。
確率は吉をひく確率が最も高く、大凶が最も低い。
おみくじを木の枝や紐に結ぶ理由は、悪い運勢を木の精霊に浄化してもらうためである。