この雑学ではバナナやイチゴやメロンなどの缶詰がない理由についてわかりやすく解説します。
雑学クイズ問題
バナナの缶詰がない理由としてあてはまらないものは?
A.美味しく作れないから
B.長期間保存に向かないから
C.変色してしまうから
D.原価が高すぎるから
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
バナナやイチゴやメロンなどの缶詰がない理由は?実は海外では…
多種多様に存在する美味しい缶詰
皆さんは普段から缶詰を食べていますでしょうか?
元々は長期保存のために作られたものであり、缶詰が作られたばかりの頃は味はそこまで美味しいものではなかったそうです。
現在では様々な種類の缶詰が発売されるようになり、少し高めの高級感のある缶詰までが発売されるようになって、味のクオリティもかなり向上しました。
フルーツ系の缶詰からお菓子の材料に使うペーストや、夜ごはんの一品を添えるようなものまで色々な缶詰があります。
そんな中でフルーツの缶詰は特に食べる機会が多いと思いますが、見かけるのはパインや桃やオレンジなどが多く、バナナやイチゴやメロンなどの缶詰は見かけないですよね。
同じフルーツなのになぜ缶詰が発売されているものと発売されていないものがあるのか、理由をわかりやすく解説していきます。
バナナ、イチゴ、メロンなどの缶詰がない理由
それではさっそくバナナやイチゴやメロンの缶詰がない理由について解説していきます。
実はそれらの缶詰を見かけない理由には、缶詰の製造工程に関係があるのです。
缶詰は長期間の保存を目的として製造されるもののため、加熱処理をして殺菌をする必要があります。
この加熱処理をする際に、酸味が強いフルーツに関しては低温で短時間で殺菌をすることが出来るため、長期間の保存に向いています。
酸味の強いパイナップルは焼いてそのまま食べたり、酢豚に入れて焼いてたべたりしますよね。
しかし、酸味が弱いフルーツについては高温で長めに加熱処理をする必要があります。
バナナやメロンは高温で加熱してしまうと著しく見た目が変化したり、味が変わってしまう事から、缶詰にする際の加熱処理には向いていないんですね。
イチゴは酸味が強いのに缶詰に向かない理由
イチゴに関しては酸味があるものの、加熱をしてしまうと色が変化してしまい、柔らかくなってジャムのようなものになってしまうそうです。
そもそもジャムのようなイチゴの缶詰を作るぐらいだったら、最初からジャムを作って売った方がいいですし、消費者にとってもイチゴジャムで充分ということになりますよね。
更に言ってしまえば、バナナやイチゴなどの果物に関しては輸入などで年中食べられる事もあって、あまり缶詰の需要がなく、わざわざ缶詰にして食べるほどのものではないこともいえます。
実は海外では販売されている
日本では見かけないフルーツの缶詰に関しても、実は海外では売られていたりするんです。
あくまで缶詰にするのには向かないというだけで、缶詰を製造すること自体は技術的に出来ますからね。
例えば中国ではイチゴの缶詰の販売がされていて、先ほど書いたとおり少し柔らかめのイチゴがジャムのような味わいになっているそうです。
中国以外ではタイでバナナの缶詰が販売されていて、これは完全にバナナの果肉が変色していて、味や食感についてもバナナのイメージとは程遠いもののようです。
極め付けはスイカの缶詰です。
スイカを缶詰にするという発想自体がかなり怪しいものに感じますが、せっかくのスイカのみずみずしさが失われてしまって、やはり美味しくはないようです。
以上が日本でイチゴやメロンやバナナの缶詰が売られていない理由についてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.原価が高すぎるから」でした!
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まとめ
イチゴやバナナやメロンなどの缶詰が売られていない理由は缶詰の製造工程に関係がある。
缶詰を製造する際には加熱処理を加えて殺菌をする必要があるが、イチゴやバナナやメロンなどのフルーツはこれに向いていない。
技術的に缶詰として製造することは可能だが、変色したり、味が劣化したり、そもそも品質が著しく変わってしまうことから、日本では売られていない。
海外ではイチゴやバナナやスイカなどの缶詰が売られている国もある。