太陽に酸素が無いのに燃えている理由、実は酸素は関係が無い。

この雑学では酸素がないのに宇宙で太陽が燃えている理由や宇宙の雑学について解説します。

雑学クイズ問題

宇宙で太陽が燃えている理由はどれ?
A.酸素の代わりに水素で燃えている
B.実は太陽の周りだけ大量の酸素がある
C.水素が核融合を起こしている
D.常に核分裂を繰り返している

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

太陽に酸素が無いのに燃えている理由、実は酸素は関係が無い。

真空なのに燃えている?

宇宙にはいまだに解明されていない不思議や謎がたくさんあってワクワクしてしまいますよね。
そんなたくさんの謎に包まれた宇宙ですが、宇宙空間には酸素がないことが有名です。

当然ですが物が燃えるためには酸素が必要不可欠であることから、酸素のない宇宙では物を燃やすことができません。
しかし、太陽はいつも燃えており、太陽から発生する熱や光は私たちの住む地球に多大な恩恵をもたらしてくれています。

とても不思議に思えるかもしれませんが、実は太陽が宇宙空間でもずっと燃えていられる理由についてはすでに解明されています。
また、今回は宇宙に存在する「ブラックホール」の正体についても解説しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。


太陽は燃えているわけではない

それではさっそく太陽が空気のない宇宙空間で燃えている理由について解説していきます。
実は太陽が強い光や熱を放出していることから燃えていると勘違いされているだけで、太陽は燃えている訳ではないのです。

「燃える太陽のように」などの例えがありますが、太陽が燃えるような強い光や熱を放っていることの例えに過ぎません。
それではなぜ燃えているかのように熱や光を発しているのかというと、あれは核融合によって発生する熱や光なんですね。

核融合とは原子の原子核同士が激しくぶつかり合うと発生する現象で、核融合が起きるとより重たい物質となります。
核融合が発生する際にはとても大きいエネルギーが発生し、これが熱や光となって地球まで届いているのです。

太陽にはおびただしい水素が存在していることから、常に水素による核融合が起きていて、膨大なエネルギー(熱や光)が発生しています。
これが太陽が酸素のない宇宙で燃えているかのように見えている理由だったのです。

ブラックホールの正体とは?

続いて「ブラックホールの正体」について解説していきます。
皆さんもブラックホールは光さえも吸いこんでしまう宇宙に空いている穴だということは知っていますよね?

ブラックホールがどのように誕生したのかというと、実は重たい質量の星が寿命を迎えて爆発した際に出来るものだと考えられています。
太陽よりも大きな質量をもった星が爆発すると、そこには密度の高い天体だけが残り、その際に密度が極限にまで高まって誕生するのがブラックホールなのです。

ブラックホールはあまりにも高密度であることからとてつもない重力が発生しており、光の速さをもってしてもこの重力から逃れることは出来ないそうです。
光さえも逃さずに重力で吸いこんでしまうことから、あたかも宇宙空間に黒い穴があいているように見えるという訳ですね。

以上が酸素がないのに宇宙で太陽が燃えている理由やブラックホールの正体についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.水素が核融合を起こしている」でした!

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まとめ

太陽が熱や光を放っているのは太陽が燃えているからではない。
大量の光や熱を放っている理由は水素による核融合が起きているからであり、核融合の際に発生する熱や光が地球に届いている。
また、ブラックホールは重たい質量の星が寿命で爆発した際に出来るものだと考えられている。
ブラックホールではとてもつもない重量が発生しており、光さえも重力から逃れられないため、宇宙に黒い穴が空いているように見えている。