この雑学ではテニス用語のダウンザラインという言葉の意味やテニスの雑学について解説します。
雑学クイズ問題
テニスのダウンザラインとはどんなショット?
A.ライン上に打つショット
B.サイドラインの外から打つショット
C.サイドラインに沿うようなショット
D.相手プレイヤーの逆をつくショット
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
ダウンザラインの意味とは?勘違いされがちなテニス用語を解説。
ダウンザラインは誤用されがち
プロテニスプレイヤーの錦織圭選手の活躍のおかげで、ここ数年でテニスへの注目度がかなり高まっていますよね。
四大大会など大きな大会になると地上波でもテニスの試合が中継されるようになりました。
テニス中継を見ているとよく「ダウンザライン」という言葉を耳にするかと思いますが、皆さんは意味を知っていますか?
特に錦織圭選手についてはストロークに強く、バックハンドでのダウンザラインが武器のため、テレビ中継では頻繁に耳にします。
「ライン」という言葉が使われていることから「ライン上にボールを打ち込む」という意味だと思われていますが、実は違います。
今回はダウンザラインの正しい意味についてやテニスのボールが黄色い理由についてなどを解説します。
ダウンザラインの意味とは?
それではさっそくテニスのダウンザラインについて解説していきます。
先ほど解説したように、ダウンザラインはライン上にボールを打ち込むことではありません。
また、単純にクロスではなくストレートにボールを打ち込むことをダウンザラインと思っている人もいますが、これも違います。
正式にはダウンザラインとは、テニスコートの端でサイドラインに沿うようなショットを打つことを言います。
そのため、コート中央でストレートに打ち込む球はダウンザラインとは呼ばず、ただのストレートのショットとなります。
ダウンザラインは日本語にすると「ラインに沿う」という意味になりますので、日本語に直せば割とそのままですよね。
特に錦織圭選手がバックのダウンザラインを得意としているため、中継ではバックのダウンザラインを多く見かけますが、フォアでダウンザラインを打つこともあります。
ちなみにショットしたボールがライン上に乗ることは「オンライン」と呼びます。
テニスボールが黄色い理由
続いてテニスにまつわる雑学としてテニスボールが黄色い理由について解説していきます。
世界に様々な球技が存在していますが、テニスで使われるボールは他の球技と違って黄色で派手ですよね。
他の球技と違ってテニスボールに黄色という色が採用されている理由には、光の屈折率が関係しているようです。
人間の目で見ている色については、物体そのものがその色の光を放っている訳ではなく、物体が反射した光の屈折理の差によって色が決まっています。
テニスについてはサーブも200km以上の速度が出るなど、ボールの速度が他の球技よりも速いですよね。
そのため、テニスボールには速度による光の屈折率の影響の受けにくい黄色を採用し、テニスボールを見やすくしているのでした。
以上がダウンザラインという言葉の意味やテニスの雑学についてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.サイドラインに沿うようなショット」でした!
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まとめ
テニスのダウンザラインはライン上に打ち込むショットのことだと思われているが誤用である。
また、単純にコート中央からストレートに打ち込むショットの事もダウンザラインとは呼ばない。
正確にはプレイヤーがコートの端からサイドラインに沿うようにボールを打つショットのことである。
ダウンザラインを日本語に直すと「ラインに沿う」という意味になる。
テニスボールが黄色い理由は、光の屈折率の関係でボールのスピードが速くてもボールを見やすくするために黄色が採用されている。