つぶしがきく(潰しが利く)の意味とは?語源や由来、使い方も解説。

この雑学ではつぶしがきく(潰しが利く)という言葉の意味や語源、由来について解説します。

雑学クイズ問題

潰しが効くの「潰し」は何を潰している?
A.暇
B.金属
C.お米
D.ゴミ

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

つぶしがきく(潰しが利く)の意味とは?語源や由来、使い方も解説。

意外と知られていない日本語

日本語には難しい言葉がたくさんあり、義務教育を修了して学校を卒業したとしてもまだまだわからないものも多いですよね。
テレビや小説、そして会話の中でもたまに難しい言葉を使われると、雰囲気でしかその言葉の意味をとらえられないこともあります。

そんな雰囲気でしか意味を知らない日本語の中に「つぶしがきく(潰しが利く)」という言葉があります。
皆さんは正しく「つぶしがきく(潰しが利く)」という言葉の意味を説明することが出来るでしょうか?

あるいは、意味を知っていたとしても、そもそも「潰し」とは何なのか、語源や由来までは知らないという人も多いはずです。
今回はわかりやすく「つぶしがきく(潰しが利く)」の意味や語源、由来を解説していきますので、覚えていってくださいね。


つぶしがきくの意味や使い方とは?

それではさっそく「つぶしがきく(潰しが利く)」という言葉の意味や使い方について解説していきます。
「つぶしがきく(潰しが利く)」の意味について辞書などを使って調べてみると、以下のような意味であることがわかります。

・それまでの仕事をやめたとしても、他の仕事をする能力が身についていること
・学校などで学んだことが社会に出てからも役立つこと

以上のような意味であることから「つぶしがきく(潰しが利く)」は「潰しが利くことを学ぶ」といった使い方をするのが正しい使い方です。
また、「つぶしがきく(潰しが利く)」ではなく、逆に「つぶしがきかない(潰しが利かない)」ということもあります。

これは「つぶしがきく(潰しが利く)」とは逆の意味であり、職場や学校で身につけた知識が次の現場などでは役に立たない時などに使われる言葉です。
誰にでも出来ることはもちろんですが、専門性が高すぎることに対しても「つぶしがきかない(潰しが利かない)」という使い方をすることがあります。

つぶしがきくの語源や由来とは?

続いて「つぶしがきく(潰しが利く)」という言葉の語源や由来について解説します。
「つぶしがきく(潰しが利く)」の「潰し」が何を潰しているのかというと、実は「金属」のことなんです。

金属製品は潰してしまえば、他の金属製品などに再利用することが出来ますよね。
潰しても再利用が出来るということが語源由来となって、止めたとしてもその後に再利用出来たりする技術や知識を「つぶしがきく(潰しが利く)」と表現するようになりました。

難しそうに聞こえる言葉でも、語源や由来も含めて意味を完璧に知ってしまえば、忘れることはないですよね。
以上がつぶしがきく(潰しが利く)という言葉の意味や語源、由来についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.金属」でした!

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まとめ

「つぶしがきく(潰しが利く)」とは「それまでの仕事をやめたとしても、他の仕事をする能力が身についていること」という意味である。
「潰しが利く職業」「潰しが利く学部」といった使い方をする。
逆に専門性が高すぎて他の職場や学校を卒業しても役に立たないことを「潰しが利かない」ということもある。
金属は潰せば再利用出来ることが語源由来となって「つぶしがきく(潰しが利く)」という言葉が使われるようになった。