今回は地球の最南端にある南極にまつわる面白い雑学です。
南極といえば極寒の地であり、一面が雪や氷で包まれているイメージがありますよね。
しかし、実は南極には砂漠が存在し、その砂漠の広さはサハラ砂漠よりもずっと広く、世界最大級の砂漠となっているのです。
過去最高でマイナス97.8度を記録する南極のどこに砂漠があるのか、気になりますよね。
南極は世界最大級の砂漠
砂漠といえばどこまでも砂が続く、灼熱の土地をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、実は砂や暑さなどは関係がなく、南極も砂漠の定義を満たしているのです。
砂漠の定義
それでは具体的な砂漠の定義についてお話します。
砂漠とは以下の定義を満たす土地のことを意味します。
・年間降雨量が250mm以下の地域
・降雨量よりも蒸発量の方が多い地域
この砂漠の定義からすると、その土地の砂の量であったり気温などは全く関係がないことがわかりますよね。
そのため、サハラ砂漠のような場所でなくとも、熱くない砂漠は存在しているのです。
南極は砂漠
冒頭では南極には砂漠が存在するという書き方をしましたが、実は南極大陸自体が巨大な砂漠なのです。
南極の年間降水量は平均して100mm未満であり、「年間降雨量が250mm以下の地域」の定義を満たしています。
そのため、南極は巨大な砂漠であることがわかります。
実際に「マクマードドライバレー」と呼ばれる、氷や雪などがない土地も存在しています。
南極は「マクマードドライバレー」は極端に湿度が低いことから、水分が存在しないため、雪や氷も存在しないのです。
マクマードオアシス、ドライバレーなどと呼称されることもあります。
世界の砂漠の大きさランキング
最後に世界に存在する砂漠の大きさをランキング形式で紹介します。
実は意外にも北極も砂漠に分類されますが、世界にはどの程度の大きさの砂漠が存在するのでしょうか。
1位・・・南極（1382万9430km²）
2位・・・北極（1370万km²）
3位・・・サハラ砂漠（910万km²）
4位・・・アラビア砂漠（233万km²）
以上のランキングから南極や北極が世界的に見て圧倒的な広さな砂漠であることがわかりますよね。
以上が南極にまつわる面白い雑学でした。
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まとめ
砂漠の定義は「年間降雨量が250mm以下の地域」または「降雨量よりも蒸発量の方が多い地域」である。
南極の年間降水量は平均して100mm未満であることから、南極大陸は巨大な砂漠に分類される。
実際に南極には極端に乾燥した「マクマードドライバレー」という土地があり、雪も氷も存在していない場所がある。
世界的に見ても南極の砂漠は広大であり、その面積は1382万9430km²もある。
