「ビスケット」と「クッキー」と「サブレ」の違い、説明できますか!?

この雑学では、「ビスケット」と「クッキー」と「サブレ」の違いについて解説します。

雑学クイズ問題

ビスケットの誕生のきっかけとは?
A.クッキーを作る時に分量を間違えたから
B.日持ちさせるために2度焼いたことから
C.バスケットに入れて持ち歩いたから
D.焼いたパンが乾燥してしまったことから

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

「ビスケット」と「クッキー」と「サブレ」の違い、説明できますか!?

「ビスケット」と「クッキー」と「サブレ」の違い、説明できますか!?

全部同じような気がする?

皆さんは「ビスケット」と「クッキー」と「サブレ」の違いについてご存じですか?
改めて考えてみると全部同じ焼き菓子のような感じてしまいます。

その違いについて明確に説明できる人も少ないのではないでしょうか?
今回の雑学ではその違いについて触れていきます。

午後のおやつの時間などにこの雑学を披露すれば、少し鼻高々になれるかもしれませんね!


クッキーについて


まずはクッキーについてです。
クッキーは、アメリカから伝わってきた焼き菓子の名前となっています。
本場のアメリカでは、日本で「クッキー」「ビスケット」などと呼ばれるサクサクした焼き菓子は、全て「クッキー」と呼ばれているそうなんです!

日本では、元々は「ビスケット」と呼ばれていたものが、戦後になり「クッキー」と呼ばれるようになったのが始まりでした。
また、「糖分と脂肪分が全体の40%以上のもの」と公正競争規約(全国ビスケット協会)で定められているのが特徴です。

起源はオランダにあり、オランダ語では「koke(クオキエ)」と呼ばれ「小さいお菓子・ケーキ」という意味でした。
それがアメリカに渡ったことにより、「クッキー」が誕生したわけですね!

ビスケットについて


続いてはビスケットについてです。
ビスケットの起源はとても古く、古代ギリシャ・ローマ時代から食べられていました。
ラテン語では「二度焼かれたパン」という意味を指しているそうです。

保存食として日持ちさせるために、焼いたパンを2度焼いたことが起源となって、ビスケットが誕生したと言われています。
ビスケットという呼称はイギリスの小麦粉で作られたお菓子の総称で、それが日本に伝わってきたんですね!

日本では「糖分と脂肪分が全体の40%未満のもの」がビスケットと呼ばれ、公正競争規約(全国ビスケット協会)で定められています。
ちなみに、クラッカーや乾パンについては、ビスケットの一種とされています。

アメリカにもビスケットと呼ばれるものは存在しますが、日本で言うところの「スコーン」が「ビスケット」にあたるそうです。
ちなみに、フランスでは「ビスキュイ」と呼ばれています。

サブレについて

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最後にサブレについてです。
サブレはフランスから伝わってきた焼き菓子の名前となります。

フランス語でサブレは「砂」という意味となり、食べた時に砂のようにサクッとホロホロ崩れる食感から、「サブレ」と呼ばれるようになりました。
また、フランスの都市名が語源となっている説もあります。

また、「クッキー」や「ビスケット」は「バター+薄力粉+卵+グラニュー糖+ベーキングパウダー」というレシピで作られますが、「サブレ」は「ベーキングパウダー」を使わないということも特徴の一つです。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.日持ちさせるために2度焼いたことから」でした!

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まとめ

伝わってきた国の違いで、アメリカからは「クッキー」、イギリスからは「ビスケット」、フランスからは「サブレ」として、日本に伝わった。
クッキーは「糖分と脂肪分が全体の40%以上」のものと定められている。
ビスケットは「糖分と脂肪分が全体の40%未満のもの」のものと定められている。
サブレはフランス語で「砂」を意味していて、クッキーとビスケットと違い、ベーキングパウダーを使用していない。