この雑学では警察の取り調べでカツ丼は本当に出されるのかについて解説していきます。
雑学クイズ問題
取り調べといえばカツ丼となった理由とは?
A.昔はカツ丼は豪華なものだったから
B.カツ丼は安価でボリュームがあるから
C.容疑者に勝つという意味から
D.隣にカツ丼屋があったから
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
取り調べでカツ丼は本当に出るのか、取り調べの実態とは?
取り調べといえばカツ丼?
皆さんも刑事ドラマを見ていてお馴染みのシーンに取り調べのシーンがありますよね。
この取り調べを行っているシーンなんですが、なぜか昔から定番となっているのが容疑者に振舞われるカツ丼なんですよね。
定番のシーンを見て、この取り調べのカツ丼って実際に本当に容疑者に振舞われてるの?って思ったことはありませんか?
おそらくほとんどの人が取り調べを受けたことがないため、意外とどんな取り調べが行われているのかも知られていないんですよね。
カツ丼ではなかったとしても、他の丼であったり定食であったり、容疑者に何かしら振舞われるなんてことあるのでしょうか。
また、そもそもなぜドラマなどの取り調べシーンなどの定番で、カツ丼が振舞われるようになったのかについても解説していきます。
警察の取り調べの実態とは?
それではさっそく警察の取り調べの実態について解説していきます。
実は取り調べの際にカツ丼などの食べ物を容疑者に食べさせることは、全て禁止されているそうなんです。
容疑者に対してカツ丼を与えるのは豪華だとかそういう訳ではなく、食べ物を振舞うことは「自白を誘導する」という行為にあたるからなんですね。
そのため、カツ丼だけではなくおにぎりやパンであったり、もちろんタバコといった嗜好品も取り調べの際に渡すことは禁止されています。
このことから取調室ではご飯を食べることができないため、お昼ご飯などを食べる際には一旦留置場へ戻って食事をとることになります。
確かに取り調べでご飯などを振舞って自白を促すのは、なんだか違う気がしますよね・・・。
なぜ取り調べ=カツ丼となったのか
続いて、なぜ取り調べといえばカツ丼というイメージが定着したのかを解説していきます。
それは戦後間もなかったころの日本では、安価でボリュームがあるカツ丼がご馳走だとされていたからなんですね。
実際に1963年に起きた「吉展ちゃん誘拐事件」という事件では、犯人の自白を引き出すためにカツ丼が振舞われたという逸話も残っています。
これをきっかけにして「取り調べ=カツ丼」というイメージが出来上がりました。
そして、テレビで刑事ドラマが放送されるようになった頃には、警察や刑事の人情を感じさせるようなものとして、カツ丼が使われるようになったのです。
それからは長く刑事ドラマの取り調べシーンでカツ丼が登場するようになり、いつしか取り調べ=カツ丼のイメージが定着していったのでした。
以上が警察の取り調べでカツ丼は本当に出されるのかについてでした、いかがでしたか?
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「B.カツ丼は安価でボリュームがあるから」でした!
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まとめ
警察などが取り調べをする際には「自白を誘導する」ことになるため、容疑者に食べ物を与えることは禁止されている。
また、食べ物以外にもタバコやコーヒーなどの嗜好品についても与える事は出来ない。
容疑者は一旦留置場に戻ってから食事をとる必要がある。
カツ丼は昔はボリュームがあり安価であることからご馳走だとされていたため、ドラマで人情を感じさせるアイテムとして使われるようになり、そのイメージが定着していった。