なぜ日本が黄金の国と呼ばれたのか
日本はかつては「黄金の国ジパング」と呼ばれていましたが、日本に金脈があるイメージは全くないですよね。
それではなぜ日本が「黄金の国」などと呼ばれていたのでしょうか。
それは、実は昔の日本にも金山が存在していて、現在の宮城県の佐渡島の金山として有名であり、実際に東大寺の奈良の大仏などには金箔が使用されていたからなんですね。
日本で採掘された金は遣唐使の手によって中国へと輸出され、仏教の経典を買うための資金として利用されました。
当時の中国から見ると日本はたくさんの金を持っていると思われていて、中国が元の時代となるとマルコポーロが元を訪れてこの日本の噂を聞きつけたのでした。
そして、金がたくさんとれる国という噂がマルコポーロに伝わって、東方見聞録によって「黄金の国ジパング」としてヨーロッパにも伝えられることになったのでした。
金箔を食べて害はないの?
ちょっと高級な料理には金箔が入っていて、金箔が乗っているとなんだかすごく豪華な感じがしますよね。
しかし、そもそも金箔って食べても大丈夫なの?と疑問に思ったことはありませんか?
金箔は金を限りなく薄く伸ばしたものであり、食用の金箔には金以外にも銀も入っているそうです。
そもそも鉱物を食べると身体に悪い気がしてしまいますが、実は栄養として吸収されることもなく、身体の中を素通りしてしまうそうです。
金箔は消火液などに反応する事も無く、無味無臭のため、豪華に盛り付けしたい時にはぴったりなんですね。
身体に害がないことから、そもそも歯の治療の際にも金歯や銀歯といったものも使われています。
以上が金の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(1月24日)
ボーイスカウト創立記念日
ゴールドラッシュデー
法律扶助の日
削り節の日