たくあんの語源や由来
漬物の中でも最もオーソドックスであるたくあんですが、これは「沢庵漬け(たくあんづけ)」を省略したものです。
非常に特徴的な名前をした漬物ですが、実はたくあんという名前の語源や由来は諸説あり、正確にはわからないそうなんです。
諸説ある中で有名な説は、江戸初期の臨済宗の僧である沢庵和尚が作って広めたことから、たくあん漬けとなったという説です。
また、沢庵和尚関連の説で言えば、沢庵和尚の墓石の形が漬物の石が似ていることも由来の一つとなっています。
他にも、漬物は長期の保存が出来ることから、貯え漬けと呼ばれ、この貯え漬けの発音が変化した結果、たくあん漬けとなったという説もあります。
江戸初期に庶民的になったたくあん漬けですが、平安時代からすでに存在していたという説もあり、たくあんのルーツは謎に包まれています。
福神漬けに入ってる変な形の野菜
福神漬けの由来は七福神にあり、七福神にちなんで七種類の野菜を使って作られています。
普段は意識していないかもしれませんが、大根、レンコン、キュウリ、ナス、シソ、ショウガなどたくさんの野菜が使われているんですね。
様々に使われている野菜の中でも、福神漬けには独特な形をした野菜が一つだけ使われていますよね。
この野菜は「なた豆」と呼ばれる野菜であり、普段の食卓に並ぶ食材ではないことから、ほとんどの人に知られていないのです。
実はなた豆は福神漬け以外にはほとんど使われることがないそうで、日本では古来より食材というよりは漢方として使われてきた野菜なんですね。
このなた豆を切った時の断面が、七福神の布袋が手にしている軍配に似ていることから、福神漬けの材料として使われるようになったそうです。
以上が漬物の雑学でした、いかがでしたか?
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