パンダは竹を食べるのが苦手
パンダの大好物といえば「竹(笹)」であり1日中食べているイメージがありますよね!
1日中自分の好きな物を食べてられるのですからうらやましいと思うかもしれませんが、実はパンダは苦痛を伴いながら竹を食べているのです。
パンダは他の草食動物に比べると消化器官の短い動物です。
そのため、竹を消化して分解することができず、竹を食べるのには向いていない体の構造となっています。
パンダは月に1回ほど嘔吐しこぶし大の物体を吐き出します。
これは、消化されなかった竹によって腸が傷つき剥がれてしまった粘膜の塊なのです。
この時にパンダはかなりの痛みを感じているようで、嘔吐後にはぐったりとして元気がなくなってしまうのです。
大好物を食べて贅沢かと思いきや、食べることによって苦痛を感じてしまうなんてなんとももどかしいですよね。
元々「パンダ」はレッサーパンダのもの
皆さんは「パンダ」と言われたら真っ先に「ジャイアントパンダ」の事を思い浮かべませんか?
しかし、実は「パンダ」とは元々は「レッサーパンダ」を指す言葉だったのです。
今回は「パンダ発見の日」として、ジャイアントパンダが1869年に発見された事を紹介しましたが、レッサーパンダはその34年前の1835年には発見されていました。
ジャイアントパンダの生態を調べたところ、レッサーパンダの生態にそっくりだったことから「大きなレッサーパンダ」という意味で「ジャイアントパンダ」と名付けられたのです。
そのため、元々はパンダといえばレッサーパンダだったというわけですね。
しかし、現在はパンダといえばジャイアントパンダの物となってしまったのです。
以上がパンダの雑学でした、いかがでしたか?
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