エリーゼのためにはエリーゼのためじゃない
ベートーベンが作曲した曲の中でも有名な曲に「エリーゼのために」という曲がありますよね。
ピアノを習ったことのある人ならほとんどの人が弾いていますし、ピアノを習ったことのない人でもたまに弾ける人もいる名曲中の名曲です。
しかし、実はこの「エリーゼのために」という曲はエリーゼのために作られた曲ではないって知っていましたか?
「エリーゼのために」が作曲されたのは1810年のことで、その頃にベートーベンはテレーゼという女性にプロポーズをしました。
テレーゼの手紙などが詰められた箱の中から「エリーゼのために」の譜面が見つかったことから、この曲も「テレーゼのために」作られたことがわかります。
ベートーベンの字はとても読みづらかったらしく「テレーゼ」が「エリーゼ」と読み間違いされたことから「エリーゼのために」となってしまったとされています。
ベートーベンは引っ越し魔だった
芸術的な才能に秀でた人は奇人変人が多い印象があると思いますが、実はベートーベンもとても変わっていて気難しい人物だったといわれています。
ベートーベンは引っ越し魔だったと言われていて、なんと亡くなる前までに70~80回もの引っ越しをしたそうなんです。
ベートーベンが亡くなったのが56歳であったことから、平均すると1年に必ず1回は引っ越しをしていたことがわかりますよね。
実際には何年も同じ家に定住したことはあったそうですが、最も長く住んだ家でも数年程度だったと言われています。
実際にハイリゲンシュタットという都市にはベートーベンの家だとされる家が複数個所に点在しています。
夏はハイリゲンシュタットの郊外に住み、冬になると市街地に戻ってきて住むなど、住む家をその度に変えながら創作活動を行っていたそうです。
以上がベートーベンの雑学でした、いかがでしたか?
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