日本最古の週刊誌
「週刊雑誌の日」の由来が「週刊朝日」と「サンデー毎日」の創刊日である事は解説しましたが、実は日本ではもっと古くから週刊雑誌が刊行されていました。
日本最古の週刊誌は「團團珍聞(まるまるちんぶん)」という名称で、1877年(明治10年)から1907年(明治40年)まで刊行されていました。
内容は劇画が描かれた風刺雑誌であったそうで、「マルチン」という呼び方で親しまれていました。
明治時代の有名な出来事として「自由民権運動」があげられますが、これは当時の藩閥政府を皮肉った「團團珍聞」の内容が反響を呼び、ますます「自由民権運動」に拍車をかけたと考えられています。
また「團團珍聞」が刊行されていたころには、姉妹雑誌でもある「驥尾團子(きびだんご)」という名称の雑誌も刊行されていたそうです。
世界一古い雑誌
週刊誌ではありませんが、世界一古いとされている雑誌を紹介します。
世界で最初に刊行された本格的な雑誌は、パリで創刊された「ジュルナル・デ・ザバン」と「フォロソフィカル・トランザクションズ」だとされています。
創刊は1665年であり、日本で雑誌が誕生する200年以上も前に刊行されていたことになります。
当時の雑誌の主旨は「新しい知識や情報、視点を広く一般に開示、紹介するもの」であり、百科事典のようなものだったそうです。
以上が雑誌の雑学でした、いかがでしたか?
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