「そこに山があるから」は誤訳
イギリスの有名な登山家に「ジョージ・マロリー」という人物がいます。
彼も2度目の挑戦でエベレストの登頂に成功し、とある有名な名言を残しました。
それは「そこに山があるから」という名言です。
しかし実はこの「そこに山があるから」という名言は誤訳で誕生したものだって知っていましたか?
この名言はニューヨークタイムズ誌の取材の時に答えたものであり、記者はマロリー氏に対して「どうしてエベレストに登りたかったのですか?」という質問を投げかけました。
そしてマロリー氏は「なぜならそこにあるから」と答えました。
このやり取りが時代の流れを通じて「なぜ山に登るのか?」「そこに山があるから」といった意味に変わっていったのです。
記者はなぜエベレストの登頂に挑戦したのかを聞いたに対して、エベレストがそこにあったからと答えたのですから、「そこに山があるから」は誤訳といえるでしょう。
エベレストよりも高い山が存在する
エベレストといえば世界一標高の高い山ということで有名ですよね。
しかし、標高ではなく「高さ」で見た時にエベレストよりももっと高い山が存在しているって知っていましたか?
その山はアメリカのハワイ諸島にある「マウナ・ケア山」という山であり、なんとその高さは10203メートルにもなります。
エベレストの高さは8848メートルなので、マウナ・ケア山の方がはるかに高い山であることがわかりますね。
しかし、山の高さを表す標高は一般的には海水面が基準となっています。
マウナ・ケア山はほとんどの部分が海の中にあるため標高にした場合は4205メートルしかないのです。
何億年の月日が流れる間に海水が劇的に減るようなことがあれば、マウナ・ケア山が世界一の標高の山になることもあるかもしれません。
以上が山の雑学でした、いかがでしたか?
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