バラの生産が禁止の時代があった
贈り物として現在ではかなり一般的な花となったバラですが、実は世界ではバラの生産が禁止されていた時期があったって知っていますか?
それは中世ヨーロッパの時代のことでした。
当時、赤いバラはキリストの血であり、白いバラは聖母マリアの象徴とされているなど、バラはとても神聖な花だとされていました。
バラを栽培する目的は神に捧げるためのものであったため、バラの栽培についてはキリスト教の修道院で行われていたそうです。
このように、バラは神へと捧げるものであったことから一般人がバラの栽培をすることは禁じられていたのです。
バラの栽培が解禁になった時代には、バラが神聖なものであり憧れだったこともあったため、凄い勢いで普及されることとなり、あっという間に一般的な花として定着していくこととなりました。
アジサイの色が変わる理由
アジサイは花が開いてからも色が変わり続けるという他の花にはあまり見られない特徴をもっていますよね。
その色の変化は薄緑色、白、藍色、淡紅色といった感じになります。
アジサイの色がなぜ変化していくのかというと、アントシアニンという物質が関係しているとされています。
アントシアニンについてはアジサイが育っている土壌によって色が変わる物質です。
アルカリ性の土壌では赤色が濃くなり、酸性の土壌では青紫色が濃くなるといったものがあげられます。
品種によっては変化がなくずっと白いままというアジサイも存在しており、土壌や品種によって様々にアジサイの色は変化するのでした。
アジサイの色を確認してみればその土壌がどのような状態になっているのかがわかるということですね!
以上が花の雑学でした、いかがでしたか?
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