海賊の食事事情は過酷
海賊といえば宴会でドンチャン騒ぎをしてとても豪勢な食事をしているイメージがありますよね。
しかし、実は海賊の食事はとても質素なものであり、現代では考えられない過酷な食事事情であったことは知っていますか?
海賊といえばお酒を飲んでいるイメージがあるかもしれませんが、あれは水などの飲み物を船に持ち込んでもすぐに腐ってしまって長期間保存が出来ないためであり、その変わりに腐りにくい大量のアルコール類の飲み物を船に貯蔵していたのです。
また、当時は硬くて味のしないビスケットのような「ハードタック」と呼ばれる食べ物が海上で長期保存の出来るものだったため、ハードタックを食べつつお酒を飲んで飢えをしのいでいました。
また、魚についてもいつでも獲れるわけではなく、海上では牛や豚などの肉も食べることが出来なかったため、ウミガメの肉を食べることが多かったそうです。
餓死をするわけにはいかないですし、時には船内にいるネズミや虫、マストに発生する油などを食べてなんとか食いつなぎ、最悪の場合には人間同士の共食いをしたとも言われており、当時の海賊の食事事情はいかに劣悪だったことがわかりますよね・・・
海賊が眼帯をしている意味
海賊の船長といえば海賊帽をかぶって目には眼帯をつけているイメージがありませんか?
実はあの眼帯は目を怪我したことによってつけているわけではなく、また格好つけるためにつけているわけでもないんです。
あの眼帯にはちゃんと意味があり、現在の船と違って昔の船は電気などが無いため十分な明かりを確保する事ができませんでした。
日中なども船の甲板は太陽光で照らされているのに対して、部屋の中に入ってしまえば真っ暗という事もあったそうです。
しかし、海賊といえば軍船からも逃げなければなりませんし、商船などを見つけた場合にも襲うなど、その場での素早い判断が必要となります。
明るい場所などから船長室に戻って地図を見ようとして、部屋が暗すぎて地図が見えないのを時間をかけて暗闇に目が慣らしていくわけにもいきません。
そこで、眼帯で覆って暗闇に慣らしておいた目の方を使用して、素早く暗闇の中でも地図を読めるように工夫していたのでした。
以上が海賊の雑学でした、いかがでしたか?
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