時の記念日の由来と面白い雑学、6月10日の今日は何の日?

時計の針が右回りの理由

時計の針は12時方向から始まり「上→右→下→左→上」という回転を繰り返して動くもので、いわゆる「右回転」となっていますよね。
もちろん時計の針が右回りで動くのは世界共通となっており、日本だけに限ったことではありません。

実は時計の針が右回りで動く由来は日時計にあるとされています。
日時計というのは太陽光によって作られる影の方向から時間を算出する時計のことであり、影の動きは太陽の逆である「西→北→東」という右回りの順番になります。

この日時計が由来となって右回りが採用されることとなったのですが、太陽の動きによって影響される日時計は、南半球では当然のように影の方向が逆となります。
なぜ南半球の時計が逆回りになっていないのかというと、機械式の時計自体がそもそも北半球で発達したものであるため、それが南半球の国々に普及していくこととなり、世界では時計の針は右回りで統一されることとなったのでした。

昔は大砲が時計代わりだった

明治時代から大正時代の日本ではまだ時計は普及していなかったそうで、現代のように腕時計で簡単に時間がチェックできるわけではありませんでした。
そこで、なんと昔は大砲の空砲を鳴らすことによって正午である事を伝えていたのです。

しかし、大砲を使った時報はとても予算がかかったそうで、大正11年からは予算を削減する理由で徐々に廃止されていき、代わりにサイレンを用いて正午を伝えるようになりました。
東京では昭和4年までは大砲の空砲により正午を伝えていたそうです。

また、大砲の「ドン!」という音が1日の半分を伝える正午を伝えるものであることから、半ドンという言葉が誕生したともいわれています。
以上が時計の雑学でした、いかがでしたか?

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