グリコのキャラメルの由来
キャラメルといえば森永製菓のミルクキャラメル以外にもグリコのキャラメルが有名ですよね。
マラソンランナーが両腕を挙げている赤い箱は誰もが見たことがあるのではないでしょうか。
しかし、グリコという名前の由来って実はあまり知られていないんですよね。
実はグリコという名前は栄養素である「グリコーゲン」が由来となっているんです。
江崎グリコの創立者である故江崎利一氏は子供たちの疾病予防に必要なグリコーゲンをいかにして摂取してもらうかを考えました。
最初は薬にしてグリコーゲンを子供たちに摂取してもらう事も考えましたが、当時の医療はそこまで発達しておらず、そもそも進んで薬を飲もうとする子供がいませんでした。
そこで当時の子供たちの中でブームになっていたキャラメルにグリコーゲンを配合して食べてもらおうと考えたのです。
その結果としてキャラメルのネーミングをグリコーゲンを由来とした「グリコ」として販売を開始したのでした。
キャラメルは禁煙アイテムでもあった
キャラメルといえば子供たちに栄養価の高いお菓子を食べさせてあげたいという願いから開発されており、現在でも子供に大人気のお菓子となっていますよね。
しかし、昔はキャラメルが禁煙のために使われる大人のお菓子だった時代もあるのです。
1914年に発売されたキャラメルのポスターには「煙草代用」と大きく書かれていて、煙草を吸っているとなんだか大人な感じがしますが、当時はキャラメルも大人のたしなみという触れ込みで販売されていました。
当時から禁煙という言葉と考え方があるのにも驚きましたが、煙草の代わりに毎日たくさんのキャラメルを食べていたら、また別の病気になってしまう気がしますよね。
以上がキャラメルの雑学でした、いかがでしたか?
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