雨模様は誤用されている
皆さんは「雨模様」という言葉を普段から使っていますか?
実はこの「雨模様」という言葉なんですが、誤用されている確率がかなり高い日本語の筆頭だったりします。
「なんだか今日はあいにくの雨模様だね。」という文章があったとすると、皆さんは外がどんな天気になっていると想像しますか?
もしも「雨がしとしとと降っている」といった天気を想像してしまった方は、雨模様という言葉の意味を間違えて覚えてしまっています。
雨模様という言葉は、今にも雨が降り出しそうな空模様を意味する言葉であって、すでに雨が降っている場合には雨模様という言葉を使うのは適切ではないんです。
天気予報などで「今日は雨模様となりそうです。」といった天気予報を見た場合には、まだ雨は降っていないけどいつ雨が降り出してもおかしくない天気だと判断するようにしてください。
ただし、意味を間違えて覚えている人の多い言葉なので、会話の中で雨模様という言葉を使うと誤解を招くかもしれませんので注意が必要です。
雨が降る前の生き物の行動
自然界には雨が降る事を察知できる生き物がいて、雨が降りそうになると何らかのアクションを起こします。
その中でも代表的なのは猫が顔を洗うといった行動です。
これは迷信などではなく猫の習性であり、猫が顔洗う動作とは自分の前足を舐めてその前足で顔をこする仕草となります。
猫は人間に比べて湿気や気圧の変化を感じ取るのに優れているため、低気圧によって運ばれてきた湿気によって重くなったヒゲや毛を手入れするためにこのような動作をしているのです。
また、アリが行列を作りだすと雨が降るとも言われています。
アリは雨が降りそうになると巣穴から行列を作って出てきて、卵を守るために運び出すといったアクションを起こすとされています。
以上が雨の雑学でした、いかがでしたか?
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