寿命の尽きた人工衛星はどうなる?
地球の周囲には様々な国によって色々な用途の人工衛星が打ち上げられています。
現在も地球の周囲を周回している人工衛星は7000個を超えているとされていますが、そのうちで回収されたものや高度が下がったことによって落下したものを除いたとしても、いまだに3500個以上の人工衛星が存在しているそうです。
人工衛星の燃料はもちろん無尽蔵であるわけはなく、燃料が尽きることによって寿命を迎えます。
もちろん人工衛星を放置しておくわけにもいかないのですが、実は人工衛星にも墓場が存在しているって知っていましたか?
使われなくなった衛星が集められている「墓場軌道」と呼ばれる軌道が存在していて、初代の気象衛星であるひまわりもここに眠っているそうです。
しかし、墓場軌道に人工衛星を運ぶのにも莫大なコストがかかってしまうため、寿命が切れてもそのまま放置されている人工衛星が多く、これらの宇宙ゴミはスペースデブリとされていて、現在も宇宙ゴミ問題を抱えている状態となっているのでした。
人工衛星は目視することができる
地球の外周軌道上には各国に打ち上げられた様々な人工衛星が存在している事は説明しましたよね。
宇宙空間を漂っている人工衛星は実は目視で確認することができるって知っていましたか?
小さい光が点滅せずにゆっくりと動いているのが見えたら、それは人工衛星である確率が高いです。
人工衛星自体が発光しているわけではありませんので、太陽の光を反射させている夕方や朝方にかけて観察してみると人工衛星を発見することが出来るそうです。
よくニュースなどでも登場する国際宇宙ステーションですが、実は国際宇宙ステーションが1番目視で観測しやすく、なんとその明るさは一等星に匹敵するほど明るく輝くそうです。
夕方や朝方に時間がある時は空を見上げて観測してみてはいかがでしょうか?
以上が人工衛星の雑学でした、いかがでしたか?
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