ナンパの語源
ナンパという言葉がいつ頃から使われていて、どんな語源の言葉かを知っていますか?
実はナンパとは元々は異性に声を掛ける意味の言葉ではなかったのです。
ナンパという言葉自体はすでに明治時代には存在していたそうで、「硬派」の対義語であり漢字で「軟派」と書いていました。
「硬派」の対義語であるため、あまり主体性がなく主義主張を持っていないような人を指す言葉として使われていました。
やがて、弱そうでなよなよしている態度を取るような人についても「軟派」と呼ばれるようになりました。
そのような意味からも、男らしい勇ましさなどを表す時に使う「硬派」とは反対にして、女性に対しておしゃれに気を使ったりするような態度の男性は「軟派」と呼ばれるようになり、やがて女性に気軽にチャラい感じで話しかける男性についても「軟派」といわれるようになりました。
1980年代には「軟派」は「ナンパする」という形でカタカナ表記をするようになって、現在のような異性に声かけるという意味に変化していったのでした。
しつこいナンパは犯罪になる!?
今回は「ナンパの日」ということで、「ナンパ解禁の日」ともされているという事を紹介しましたが、あまりにしつこくナンパをしすぎると下手したら犯罪になってしまうことは知っていましたか?
実はナンパ自体に違法性はありませんが、それもしつこすぎれば法律や条例に違反する可能性があるのです。
例えばナンパした相手がとても嫌がっているのにも関わらず、つきまとってナンパを続けるといった行為については「軽犯罪法」を違反することになり、刑事罰の対象となってしまうのです。
「軽犯罪法」では、進路に立ちふさがったり相手へ不安感を与えるようなつきまといをした場合は、6ヶ月の懲役または50万円以下の罰金に処されることになっています。
また、自治体によっては条例でしつこいナンパやつきまといを禁止している地域もありますので、ナンパ自体は良いのですが度を越してナンパをするのは控えた方が良いでしょう。
以上がナンパの雑学でした、いかがでしたか?
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