天ぷらは和食じゃない?
天ぷらといえば季節の美味しい野菜を食べられたり、そばやうどんに乗っけたりなど、和食の定番として知られていますよね。
和食は日本古来から食べられているものではなく、南蛮貿易によって伝わってきた南蛮料理だって知っていましたか?
天ぷらが伝わってきたのは16世紀のことであり、歴史の教科書で習ったとおりポルトガルとは貿易を行っており、鉄砲などが伝来するのとともに天ぷらも伝わってきたのです。
当時の日本では油はまだまだ貴重なものだったため、油をたくさん使って調理する天ぷらは一部の人しか食べられない高級な食べ物だとされていました。
それ以降は江戸時代には庶民的な料理となっていき、やがて明治時代になると天ぷら料理を出すお店も増えてきました。
日本で数百年食べられているため和食だと思われがちですが、厳密にいうと南蛮料理だったのです。
そもそも数百年も日本で食べられているのですから、和食といっても差支えはないような気がします。
徳川家康の死因は天ぷら?
歴史上の有名な人物の中でも徳川家康は健康マニアとして知られていますよね。
しかし、そんな徳川家康は天ぷらが原因で死んでしまったという説があるのは知っていましたか?
徳川家康は亡くなる直前に、当時ではとても珍しかった天ぷらが献上されたことからその天ぷらを一気に食べたとされています。
その後急に具合を悪くした徳川家康はそのまま亡くなってしまったとされており、天ぷらを食べたことが死因となったといわれているんです。
徳川家康が73歳という高齢であったことから、天ぷらを食べすぎて消化不良を起こしてしまったのかもしれませんね。
もしこの死因が真実だとしたら、揚げものを一気に食べるということはやはり普段から控えるべきなんでしょうね。
以上が天ぷらの雑学でした、いかがでしたか?
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