新幹線は地震で車両を止める判断を2秒で行う
日本の新幹線の技術は世界的にも有名ですが、地震の多い日本であるからこその特有のシステムが新幹線には備わっているのです。
それは地震が発生した時に初期微動を検知し新幹線を自動で停止させるというシステムです。
初期微動を検知することにより新幹線の架線の送電が止まり、走行中の列車も止まるという仕組みになっています。
新幹線の運転中には運転士が初期微動を感じるのは難しく、大きな地震が発生してから対処しているのでは大事故につながってしまいますよね。
そのため、初期微動を検知して新幹線を止めるか止めないかは機械によって判断され、その判断も2秒しかかからないそうです。
東日本大震災が発生した際にも東北新幹線で27本の列車が走行中でしたが、大きな揺れが始まる前には新幹線が停止し、けが人を一人も出さなかったそうです。
新幹線は英語でシンカンセン
日本の高速列車を作る技術は世界でも認められており、実際にトップクラスの水準を誇っているそうです。
そして、その高速列車の代表といえば新幹線ですよね。
この新幹線なのですが、先ほども書いたとおり世界的にも評価されていて有名なため、実は英語でも「シンカンセン(Shinkansen)」と呼ばれているほどなんです。
日本の新幹線が世界的に有名になったのは1964年に開催された東京オリンピックの時期でした。
その当時、鉄道インフラに不備を抱えていた日本は「東海道新幹線構想」を実行しようとするのですが、これが世界中に衝撃を与えたのでした。
世界でも一番速いとされていた高速列車でもフランスの170kmしか出す事が出来ず、最高時速200kmを超える構想を発表して世界の度肝を抜いたのです。
そして、見事にオリンピックまでには時速200kmを達成して、日本の新幹線が世界に広まることになったのでした。
以上が新幹線の雑学でした、いかがでしたか?
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