ハムとベーコンの違い
今回は「ハムの日」について紹介してきましたが、ハムに似ている食べ物でベーコンがありますよね。
意外とハムとベーコンの違いについて明確に説明できる人って少ないんですよね。
どちらも豚肉を使った食品なのですが、ハムとベーコンでは使われている肉の部位が違うのです。
ハムについてはそもそも英語でもも肉というぐらいですから、豚のもも肉、または背中の部分を使用しています。
それに対してベーコンにも英語で元々「バラ肉」という意味があるので、ベーコンにはバラ肉が使用されます。
また、ハムとベーコンでは調理方法も異なります。
ハムは塩漬けされた豚肉を熟成した後に燻製にして、その後にお湯で煮込みます。
ベーコンは塩漬けされた豚肉を熟成した後に燻製するというハムと同じ手順となりますが、その後にお湯では煮込まずに完成となります。
このように、ハムとベーコンでは使っている部位が違うことと、調理方法が違うことがわかりましたね。
生ハムとプロシュートの違い
ハムとベーコン以外にもハムには良く似た食べ物があります。
それは「生ハム」と「プロシュート」についてです。
正直言ってハムとベーコンは見た目が違うことから容易に別物だと判断できますが、生ハムとプロシュートってどっちも生のハムっぽくて見分け辛いですよね。
生ハムをオシャレにいったものがプロシュートだと思われがちですが、実は違います。
生ハムとプロシュートでは調理法が違い、生ハムについては長時間塩漬けにしたものを乾燥させながら発酵させ、低い温度でじっくりと燻製したものです。
そして、プロシュートについては生ハムとは違って、長時間塩漬けを行っても燻製は行わないそうです。
つまり、生ハムとプロシュートの大きな違いは燻製されているかされていないかということになりますね。
以上がハムの雑学でした、いかがでしたか?
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