昔は白バイではなく赤バイだった
警察が交通取り締まり業務を行っていて、その中でもバイクに乗って職務をこなしている人の事を「白バイ隊員」といいますよね。
その名の通り、白く塗装されたバイクに乗っているのがとても印象的です。
現在でこそ当たり前となった白バイですが、日本の警察で初めてオートバイが導入された時には白バイではなく「赤バイ」だったって知っていましたか?
赤バイが登場したのは1919(大正7)年のことであり、ボディからハンドルまで真っ赤な派手なデザインとなっていました。
現在では赤い車体の車がほとんど走っていなかったため、目立つ色にしようとした結果赤バイが誕生しましたが、時代が進むにつれて徐々に赤色の車も見かけるようになりました。
そこで、次は1936(昭和11)年に欧米の警察が使っているバイクが白だったため、それに倣って白バイが誕生することになるのでした。
バイクが単車と呼ばれる理由
バイクの事を「単車」といっているのを聞いた事はありませんか?
そもそもバイクは二輪車なのにどこらへんが「単」なのでしょうか。
実はバイクが「単車」と呼ばれるのはサイドカーが由来となっているのです。
19世紀の初頭にサイドカーが登場して以来、しばらくの間はバイクというのはサイドカーと一体となっているのが主流となりました。
つまり、バイクとサイドカーがセットになって一台の乗り物としていたたため、サイドカーがないバイクのことを「単独の二輪車」と呼んでいたわけですね。
「単独の二輪車」を省略した呼び方が「単車」となり、現在ではバイクは「単車」であることが当たり前となっていますが、昔の名残りでいまだに「単車」と呼んでいる人もいるのでした。
以上がバイクの雑学でした、いかがでしたか?
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