献血の必要人数はどのように決めている?
献血は全国各地で行われていて、「~~型の血液が~~人分不足しています」というような書き方で献血を募っていますよね。
しかし、あれだけ毎日のように献血が行われているのにも関わらず、なぜそんなに血液が不足してしまうのか不思議だと思いませんか?
実は血液といっても献血された後は用途によって全血や血小板、赤血球、血しょうなどに分けられていて、その中でも血小板は献血してから数日程度しか保存出来ないため、持続的に献血を募らなければならないんです。
献血の必要人数を割り出す場合にも、用途に応じてそれぞれの製剤がどれぐらい必要なのか、予約による受注数や当日の緊急に必要な受注数、または今後の需要から予測して「~~型の血液が~~人分不足」といった献血を募っているそうです。
献血に協力をするとお菓子やジュースを無料で食べられたりするので、献血が怖くないという人は積極的に協力してみてくださいね。
O型だけ他の血液型に輸血できる理由
実はO型の血液だけはA型、B型、O型、AB型すべての血液型に輸血することが出来るって知っていましたか?
もちろん通常はその人にあった血液型の血を輸血するそうですが、緊急時にはO型の血液が輸血されることもあるそうです。
なぜO型の血液型だけが他の血液型に輸血できるのかというと、A型の血をB型の人に輸血するとB型の血液は拒絶反応を起こして血液がかたまってしまいます。
もちろんその逆の輸血を行っても拒絶反応を起こして血液がかたまってしまうのですが、O型の血に関してはA型とB型が拒絶反応を起こすような物質が含まれていないのです。
AB型に関してはA型とB型の物質の両方を持っているため、AB型の血液はAB型の人に輸血することが出来ませんが、逆に全ての血液型から輸血を受けることが出来るそうです。
緊急で輸血が行われる際には輸血を必要としている人の血液と輸血する血液を混ぜて固まらないかをチェックするそうですが、あくまでO型が理論上は輸血が可能だというだけで100%の確率で輸血ができるとは限らないようです。
以上が献血の雑学でした、いかがでしたか?
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