ボランティアという言葉の語源
日本のみならず世界中ではいろいろなボランティア活動が行われていますよね。
学校教育としても地域のボランティア活動に参加することもありますし、誰もが人生で一度はボランティア活動を経験しているのではないでしょうか。
実はこの「ボランティア」という言葉の語源はとても古く、11世紀ごろに登場した言葉だとされています。
この時代には十字軍やテンプル騎士団などの軍が存在していましたが、このような軍に自らの意思で志願して兵隊になった人の事を「ボランティア」と呼んでいたそうです。
また、ボランティアという言葉の語源はラテン語の「ボランタス」とされており、このラテン語にも「志願」といった意味があります。
このように元々は自ら志願して兵隊になるという意味で使われていた「ボランティア」が、自らの意思で行う奉仕活動という意味合いに変化していったのでした。
現在も米軍では自ら志願して兵隊になった人をボランティアと呼んでいるそうです。
青年海外協力隊は厳密にはボランティアではない
ボランティア活動として有名な青年海外協力隊のCMをよくテレビで見かけますが、実は青年海外協力隊については厳密にはボランティアではないって知っていましたか?
ボランティアの定義として、報酬を受け取ることなく働くという定義がありますが、青年海外協力隊には給料が支払われているのです。
また、「現地活動費」という費用も請求できるようになっているため、無償で奉仕活動をしている訳ではないんですね。
国によって支給額などは変動してくるそうですが、基本的には現地生活費や就職準備金や家を借りるための家賃なども支給されていて、発展途上国へ行ったからといって貧しい生活を共にしている訳でもないそうです。
しかし、本当に無償で海外でボランティアを行おうとしてもよほどの経済力がない限りは不可能のため、海外で活動をしたい場合はやはり青年海外協力隊で活動するのが近道といえるでしょう。
以上がボランティアの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(10月6日)
国際協力の日
役所改革の日
石油の日
メロンの日
手巻きロールケーキの日