飛行機に雷が当たったらどうなる?
飛行機に乗っている時に雲の中などを通過すると機体が軋むような音がしたり、ガタガタと揺れて少し怖い思いをしますよね。
当然ですが雲には雷が発生することもあり、飛行機に雷が命中する危険もありますよね。
雷が命中すると10億ボルトもの電圧が一気に掛かり、木などに雷が命中すると木を真っ二つにしてしまう程の威力があります。
そんな雷が飛行機に命中してしまうとひとたまりもないような気がしますが、実は飛行機に雷が当たったとしても問題なく運航できるような仕組みになっているのです。
飛行機には必ず「静電放電装置」というものが設置されていて、雷が命中したとしても電流がうまく流れて放電されるようになっているんですね。
そのため、仮に雷が命中したとしてもその衝撃などで機体が揺れたりはしますが、乗客が感電することもなく、安全に運航が続けられるのです。
また、「静電放電装置」があるからといって完全に頼り切っているわけではなく、天候が悪い際にはパイロットの判断で雷があまり発生しないルートを飛行するそうです。
飛行機に乗ると耳が痛くなる理由
飛行機に乗る時に耳が痛くなった経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
特に離着陸時など急に高さが変化する時には痛みを感じやすいですよね。
その耳の不快感には気圧が関係していました。
普段生活している地上よりも上空の方が気圧は低いですよね。
お菓子の袋も上空ではパンパンに膨れるほど、地上と上空では気圧に差が出るのです。
耳の内部の空気も上空に行くにつれて圧力が強くなり、結果、圧迫され痛みが出てしまうのです。
痛みを和らげる手段としては耳の内部の空気を外の気圧と同じにすることです。
例えば、つばを飲み込んだり耳抜きをすることで外の空気を耳に取り込め気圧の差異を解消できます。
しかし耳抜きは鼓膜を痛めやすいことから不安だという人も多いですよね。
そういう方には空港に売っている気圧変動対応の耳栓を使用することをオススメします。
以上が飛行機の雑学でした、いかがでしたか?
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