世界津波の日の由来と面白い雑学、11月5日の今日は何の日?

世界最大の津波はどれぐらい?

東日本大震災で甚大な被害をもたらした津波ですが、東日本大震災で観測された津波の中で一番大きなものは43メートルだったそうです。
これはビルの10回建て以上の高さとなり、相当大きな津波であったことがわかりますよね。

それでは世界で観測された津波の中で、最も大きかった津波はどれぐらいの大きさになるのでしょうか。
なんと、世界で観測された最も大きな津波の高さは542メートルもあったそうです。

542メートルの津波なんかに日本が襲われてしまったら日本そのものが消滅してしまいそうな高さですよね。
この津波は1958年7月9日にアメリカのアラスカ州のリツヤ湾で発生したもので、地震の影響で海中に大量の土砂や氷塊が流れ込んだことが原因でした。

しかし、奇跡的にも人の住んでいないところに津波がきたため、一隻の漁船が沈没して2名が犠牲になった以外には被害が無かったそうです。


地震の直後に津波の発生有無がわかる理由

地震が発生した際に焦ってテレビなどで確認してみると、すぐに津波の有無まで情報が出てきますよね。
しかし津波は海で発生するものなのに、どうしてこんなに早く津波の予測まで出せるのでしょうか。

まず、津波が発生するかしないかは震源地の場所によって決められます。
震源地が陸地の場合は津波は起きず、海の場合は津波が発生する可能性があります。

そもそも津波が発生する原因は、海底の地盤が大きく変化することにあります。
この地盤の変化により海の水も急激に変化し、津波となって陸地までやってきます。

ただし海が震源地だからと言って必ず津波が起きるわけではありません。
震源が約80kmよりも深い場合やマグニチュード6未満の場合は、津波は発生しなかったり小規模のことが多いようです。

つまり気象庁は震源地と規模、震源の深さを元に、津波の発生の有無や予想される波の高さを算出しているのです。
また津波が発生する場合は一刻を争う事態なので、津波の発生情報は3分以内を目標に発表しているようです。

以上が津波の雑学でした、いかがでしたか?

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