スーツの上着の後ろにある切れ込みは何?
社会人になると普段からスーツを切る機会がかなり増えますよね。
普段からスーツを着ていて上着を着用している時に、上着の後ろに切れ込みが入っていて、この切れ込みは何なんだろう?と不思議に思ったことはありませんか?
そういうデザインとい言われればそれまでなんですが、あの切れ込みには「ベンツ」という名前があって、ちゃんと意味があるんです。
実はあのスーツの切れ込みについては乗馬をする時に動きやすいようにするために工夫されたものなんですね。
現在では騎手ははスーツを着ている訳ではありませんが、スーツが誕生した頃にはまだ乗馬をする機会が多かったのです。
切れ込みがないと生地が突っ張ってしまって非常に動きづらかったため、後ろに切れ込みをいれてひらひらとさせることによって動きやすくしたということですね。
ネクタイは昔お守りだった
ネクタイと言えばスーツに合わせる定番アイテムですが、実は昔は正装というよりはお守りとして使われていたって知っていましたか?
日本以外の地域ではネクタイは「クラバット」と呼ばれていることの方が多いんですが、「クラバット」は元々は戦争へ向かう兵士たちが身につけていたものなのです。
戦争へ行く恋人が無事に帰ってこられるように願いながら首に布を巻いてもらったことが「クラバット」の始まりだとされています。
このころにはまだ「クラバット」という呼び方はされていなかったのですが、クロアチアの兵士が首に布を巻いているのを見たルイ14世が兵士に「あれは何だ?」と尋ねたところ、側近の兵士がクロアチアの兵士という意味で「クラバット」と答えたことから、「首の巻物=クラバット」となったのです。
元々は戦地の兵士がお守りとして巻いていたものが、やがて宮廷のファッションとして広まっていき、現在のように正装として使われるようになったのでした。
以上が洋服の雑学でした、いかがでしたか?
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