ホッチキスの名前の由来
複数枚の書類をまとめて資料にする時などにホッチキスは欠かせない文房具ですよね。
最近ではプリンターが自動的にホッチキス止めをしてくれる機能がついていることが当たり前となってきたため、人によっては自分でホッチキスを使ってないという人も出始めているんじゃないでしょうか。
そんな「ホッチキス」についての雑学ですが、実は「ホッチキス」という言葉は日本だけで使われているものであり、海外では通じないという事を知っていましたか?
ホッチキスは英語では「ステープラー(staplar)」と呼ばれているため、海外で「ホッチキス」といってもまず伝わらないのです。
なぜ日本だけ「ホッチキス」という独特な呼び方をしていたのかというと、日本に「ホッチキス」が輸入された明治時代へと遡る必要があります。
当時、ホッチキスはイトーキ(当時の伊藤喜商店)がアメリカから輸入していたのですが、その時に輸入されたホッチキスが「「E.Hホッチキス社」製のものだったからなんです。
三角定規に穴が空いている理由
学生の頃によく使っていた三角定規を少し思い出してみて下さい。
真ん中に穴が空いていて、そこに指を通してくるくる回して遊んでいた人も多いのではないでしょうか。
もちろんあの穴は指を入れて遊ぶ為にあるのではありません。
三角定規には穴を空けなければならない理由がきちんとあるのです。
もし穴が空いていなかったら、三角定規を紙に乗せた時に動かしにくいですよね。
穴を空けることにより定規と紙が接する面積が減り摩擦少なくなる為、三角定規もスムーズに動かすことができます。
また、三角定規はプラスチックで出来ている為、温度によっ伸縮してしまうことがあります。
それを穴を空けることによって、伸縮を調整しているのです。
正確さが問われる定規だからこそ、このような対策がしっかりと成されているのですね。
以上が文房具の雑学でした、いかがでしたか?
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