血液型がABC型ではなくABO型の理由
血液型といえばABO型であることが一般的でありますが、誰もが一度はなぜABC型ではなくABO型なのかと不思議に思ったことがあるはずです。
なぜABO型になったのかというと、原因が勘違いにあったとされているのです。
血液型についてはオーストリアの医学者カール・ラントシュタイナーによって1901年に発見されたものとなります。
血液型の研究を進める中で三種類に分けられることが判明し、その時にはABCの3種類に分類されていました。
その翌年にはウィーン大学のデカストロとストウリルによってAB型が発見されて、血液型は4種類になりました。
そして、C型の血液の性質は「AとBのいずれの抗原物質ももたない」ということから「0型(ゼロ)」と呼ばれていました。
やがて文書に「0型」が印刷されるようになり、「0型(ゼロ)」が「O型(オー)」と間違えられるようになって、現在のようにABO型とされるようになったのでした。
血液が流れる速度は新幹線並である
人間に血液が流れているのは当たり前の話ですよね。
しかしその速さについて考えたことはあるでしょうか。
実は人間の体内を巡っている血液は新幹線程の速度で流れているのです。
心臓から送り出された血液がまた心臓に戻ってくるまでが約25秒と言われており、それを速度に換算すると時速216kmにもなります。
心臓は一日に10トンもの血液を送り出しており、その血液が通る血管の長さは10万kmにもなります。
普段何気なく生活をしている私たちですが、身体の中はこんなにもせわしく働いてくれていたのです。
通常運転でも大変な思いをしている心臓に、あまり負荷をかけないよう健康に気を使っていかなければなりませんね。
以上が血液の雑学でした、いかがでしたか?
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