世界のピアノは黒色ではない
皆さんはピアノの色を想像するとしたら何色をイメージするでしょうか。
日本ではピアノといえばあのツヤのある「黒色」であることが当たり前となっていますが、実は世界的に見るとピアノが黒色ではない国がたくさんあるそうです。
世界規模で見ていくとピアノの一般的なカラーは「茶色」となっていて、木材にニスを塗って加工をしたものであり、日本のものとは違って木目模様の茶色をしているピアノが主流となっているのです。
なぜ世界では木目模様の茶色が主流なのに対して日本では黒色のピアノが使われているのかというと、黒色に塗る事によって高級感を出すためです。
ピアノは高級品であったことから、ピアノを演奏する目的で買われるものではなく、お金持ちのステータスとしてピアノを購入する人がとても多かったそうです。
そのことから、購買層のお金持ちの人の購買意欲をさらにくすぐるために、高級感のある黒色のピアノが生産されるようになり、黒色のピアノが主流となっていったのでした。
なぜピアノで音が小さいという意味なのか
音楽の授業で習ったかと思いますが、音楽記号で音の強弱を表現する時には「ピアノ」「メッゾピアノ」「メッゾフォルテ」「フォルテ」などといった記号を使いますよね。
「ピアノ」については「弱く」という意味になりますが、そもそもピアノ自体が楽器の名前なのにも関わらず、音楽記号として登場するのも不思議ですよね。
これについてはピアノが存在しない時代にはチェンバロと呼ばれる鍵盤楽器が主流となっていて、チェンバロは鍵盤を叩く強さで音の強弱をつけられなかったことに由来しています。
ピアノは鍵盤をたたく強さによって、ハンマーが弦を叩く強さも変わるため強弱がつけられる仕組みになっています。
この強弱がつけられる鍵盤楽器であるという理由から、開発当初は「ピアノフォルテ」という名前で売り出されていました。
しかし、やがて名前が省略されてしまって「弱く」という意味のピアノだけが残ったのでした。
以上がピアノの雑学でした、いかがでしたか?
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