穴が空いている硬貨が5円と50円の理由
日本には「1円」「5円」「10円」「50円」「100円」「500円」と様々な種類の硬貨が存在していますよね。
しかし、「5円玉」と「50円玉」だけ他の硬貨と違って穴が空けられています。
実は「5円玉」と「50円玉」だけ穴が空いているのには理由があったのです。
まずは「5円玉」についてですが、5円玉が最初に発行されたのは昭和24年のことだったのですが、当時の日本は戦後だったことから急激なインフレがおこっていたため、少しでも「5円玉」の材料を節約する必要があり、そのため穴が空けられたのです。
また、当初の「50円玉」については現在の100円玉と同じサイズであり穴も空いていなかったことから、見た目が似ていて非常に紛らわしく、穴が空けられるようになりました。
そのため、100円玉の素材が白銅に変更されるのと同時に50円玉も白銅となり、わかりやすいように形も小さく変更されたのでした。
21枚以上の硬貨の支払いは拒否できる
財布の中に小銭が多くなってきた時には、財布を少しでも軽くしようとして一度に大量の硬貨を使いたくなってしまいますよね。
しかし、同じ硬貨を21枚以上使って支払おうとした場合には、拒否される可能性もある事を知っていましたか?
実は硬貨の使用枚数に関しては法律上の決まりごとがあって、同一の硬貨を21枚以上使われた場合には店側がその支払いを拒否することが出来るのです。
その法律とは「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」によるもので、硬貨を使用する場合は額面の20倍までの強制通用力を持つとされているのです。
つまり、同じ硬貨を21枚以上使ってしまうとこの「強制通用力」が無くなってしまうため、店側もその支払いに応じなくても良くなるのです。
大量の1円や10円を使う時には注意が必要です。
以上が硬貨の雑学でした、いかがでしたか?
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