猫ふんじゃったはフランスではカツレツ
日本ではおそらく知らない人はいないであろう童謡に「猫ふんじゃった」という曲がありますよね。
鍵盤楽器を習った事が無いという人でもなぜか「猫ふんじゃった」だけは弾ける人が多いですよね。
この日本でも有名な「猫ふんじゃった」については、実は海外では全く曲名が違うって知っていましたか?
例えばフランスでは「猫ふんじゃった」ではなく「カツレツ」という曲名になっているそうです。
確かにナイフとフォークでカツレツを食べる様子が鍵盤楽器を演奏している姿に見えなくもないですよね。
さらに、スペインでは「チョコレート」という曲名となっていて、ドイツやベルギーといった国々では「ノミのワルツ」、デンマークでは「王女の足」という曲名で知られています。
同じ曲なのにも関わらず、ここまで世界で違う曲名で知られているのは面白いですよね。
ハッピーバースデーは替え歌
世界で最も歌われている曲とされているのは「ハッピーバースデー」なんですが、そもそもこの「ハッピーバースデー」は替え歌だって知っていましたか?
元々は曲のタイトルも違って歌詞も全然違ったのですが、勝手に2番の歌詞として追加されて、それが世界的に有名になったのです。
「ハッピーバースデー」はもともとは「Good morning all」という幼稚園の朝の挨拶用に作られた曲でした。
作曲をしたのはアメリカ人のヒル姉妹という人物だったとされていて、幼稚園の園長をしていた妹のパティが作詞を担当をして、作曲は姉のミルドレッドが担当していました。
その後、1924年には出版されたとある歌集にヒル姉妹の「Good morning all」が無断で掲載され、しかも2番の歌詞まで書き加えられていたのです。
これが世界的に有名となった「Happy birthday to you」という歌詞であり、世界的にこれが広まっていったのでした。
以上が歌の雑学でした、いかがでしたか?
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