刑事ドラマなどでもよく登場するセリフですが「犯人は現場に戻る」とよく言われていますよね。
現場に戻ってしまうと警察に見つかる可能性が高まり、あまり現場に戻る意味がないように思えますがちゃんと理由があるそうです。
人間は自分が不安に思っていたり気にしていることを、敢えて先に相手に伝えることによって自分を守ろうとする心理があります。
例えば、薄毛で悩んでいる人でも敢えて自分の薄毛をネタにしている人とかっていますよね。
これは、自分の薄毛が他人から指摘されるのではないかという不安の表れであり、先に喋ってしまうことによって「指摘されるのではないか」という不安を和らげているんですね。
この心理現象と同じであり、犯人は警察が自分を捕まえにくるのではないかという不安でいっぱいになり、現場の様子が気になって現場に戻ってしまうのでした。
犯人をホシと呼ぶのはなぜ?
警察に密着する番組であったり、刑事ドラマなどで犯人を呼ぶ時に「ホシ」という言葉が良く使われています。
警察用語では「ホシ」といえば犯人であったり容疑者を指す言葉なんですが、なぜこのように呼ばれているかご存じでしたか?
実は「目星をつける」という言葉が語源となっていて「犯人の目星をつける」が省略された結果、「ホシ」と呼ばれるようになったんですね。
また、ホシと同様に、警察用語では「刑事」のことを「デカ」と呼びますが、これにもちゃんとした由来があります。
明治時代にはすでに「デカ」という言葉がありましたが、これは明治時代の刑事が和服の一種である「角袖(かくそで)」を着ていたことからきているのです。
「かくそで」が転じて「くそでか」などと呼ばれるようになり、これが省略されて「デカ」と呼ばれるようになったんですね。
以上がおまけ雑学でした、いかがでしたか?
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