親知らずの名前の由来とは?
親知らずは4人に3人ぐらいの割合で生えてくるとされていて、生える方向によっては痛みが伴って抜歯が必要になります。
生え始めたころには違和感を覚えてしまいますし、いよいよになると腫れあがってきて出来れば生えてほしくないものですよね。
親知らずの名前の由来は、昔の時代の日本人の平均寿命に関係があるとされています。
現代では日本人は80歳ぐらいまでは当たり前のように生きられる時代ですが、昔は平均寿命が50歳程度でした。
親知らずが生えてくるのは10代後半から20代前半にかけてなので、親知らずが生えてくるころには親は亡くなってしまっていることが多かったのです。
そのことから、親が生きているうちに知ることのない歯であることが由来で「親知らず」と呼ばれるようになったとされています。
粉じゃないのに歯磨き粉なのはなぜ?
歯を磨く際には必須になるアイテムが歯磨き粉ですよね。
しかし、歯磨き粉というネーミングの割には粉ではなくペースト状になっていて不思議に思ったことはありませんか?
実は日本で最初に作られた歯磨き粉は本当に粉だったんです。
日本で歯磨き粉が使われるようになったのは江戸時代のことであり、当時の歯磨き粉は貝殻の粉末や塩を混ぜ合わせたものでした。
もちろんペースト状になっているわけではなく、本当に歯を磨くための粉状のものだったのです。
その後、明治時代になるとペースト状の歯磨き粉が登場したのですが、200年以上も「歯磨き粉」というネーミングだったので、現代でもそのまま名前が定着しているのでした。
以上が歯の雑学でした、いかがでしたか?
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