交番という名前の由来
交番という名称についても実は由来があるってご存じでしたか?
交番の由来となった「交番所」が初めて設置されたのは1874年であり、当時は現在のような交番という建物はなく、警察官が立って番をする場所を交番所と呼んでいました。
交番所という名称についても「警察官が交代しながら番をするところであること」が由来となっています。
その後、交番所には建物が建てられるようになり、現在のように警察官はその建物で仕事をするようになりました。
1888年には交番所は正式に「派出所」や「駐在所」という名前が付けられましたが、交番所の名残りから交番と呼ばれることも多かったそうです。
そして、派出所や駐在所よりも交番という名称の方が定着していたことから、正式に「交番」という名前で呼ばれるようになったのです。
緊急ダイヤルが110番の理由
最寄りの交番であったり、警察署に通報をする場合に使われる「110番」という緊急ダイヤルがありますよね。
実は元々は110番に統一されていた訳ではなく、昔は東京が110番、大阪や京都が1110番、名古屋が1118番など都市毎に番号が決められていました。
しかし、当然ですが都市毎に番号が違うと、いざ通報したい時に番号の掛け間違いをしたりなど不都合が生じました。
そこで、1954年に初めて全国で110番という番号で統一されることになりました。
110番という番号が採用された理由は単純に覚えやすいということもありますが、掛け間違いをしにくいという点も考慮されています。
当時の電話はダイヤル式だったため、最短で回せる「1」を2つ並べて、最後に落ち着いて回すように最長の「0」とし、110番となったのです。
以上が警察の雑学でした、いかがでしたか?
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