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過労死は英語でkaroshi、海外と日本では労働環境の何が違う?

過労死英語karoshi日本海外労働環境違い
この雑学では「実は過労死は英語でkaroshi」、なぜ海外には過労死という言葉がないのか労働環境の違いなどについて解説します。

雑学クイズ問題

海外企業の働き方であまり見られないのはどれ?
A.有給休暇
B.フレックスタイム
C.朝礼
D.残業

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

過労死は英語でkaroshi、海外と日本では労働環境の何が違う?

日本人の働き方は見直すべき?

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2017年現在、日本では根本的に働き方を見直すべきだという風潮があります。
それは、ここ数年で過労を苦にして自ら命を絶ってしまう人過労死をしてしまうことが後を絶たないからなんです。

日々の生活にメリハリをつけて人生を充実させるためには、仕事とプライベートのバランスはとても大切ですよね。
多少は自分のプライベートの時間が増えることは構いませんが、働きすぎてプライベートの時間が全くとれず、寝ても覚めても仕事ばかりだとウンザリしてしまいます。

ましてや意味のある残業などはわかりますが、無意味と感じられる残業を長時間させられるのは苦痛以外の何物でもありませんよね。
さらに「サービス残業」などという賃金の発生しない違法な労働がより日本の労働環境を劣悪なものにして、事態を深刻化させてきました。


過労死という言葉は日本にしかない

最近になって裁判によって「過労死」と認められるケースがとても増えてきたように感じます。
しかし、そもそも働きすぎて死んでしまう「過労死」なんていう言葉は日本にしか存在しないって知っていましたか?

そもそも過労死を英語にすると「karoshi」となり、「過労死」という言葉が日本発祥のものになってしまっているのです。
もちろん無理やり働きすぎて死んでしまうことを英語にすることはできますが、今までそれに該当する単語が存在していなかったんですね。

そんな「karoshi」という英単語が誕生してしまうほどに、日本人は働きすぎなんだと感じます。
働くことを否定するわけではありませんが、そもそも死んでしまっては元も子もないですし、働きすぎて死んでしまうことに関しては見て見ぬふりはできないですよね。

2017年現在ではようやく根本的な働き方を見直すような取り組みが始まっています。

残業が多いのは実は昔から

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最近になってようやく働きすぎだという認識が生まれてきたのはとても良いことですよね。
現代人は昔に比べて働きすぎだという認識を持っている人も多いかもしれませんが、実は日本人が働きすぎなのは今に始まったことではありません。

第二次世界大戦後の日本の復興に始まり、高度経済成長期、平成を迎えるまで深夜まで残業をしたり、会社に泊まり込んで仕事をしている人はたくさんいました。
1980年代後半にはCMのキャッチフレーズとして「24時間戦えますか」などの言葉が誕生し、長時間労働を重ねて会社に貢献することこそサラリーマンの美徳と考えている時期もありました。

そのようなサラリーマンは「企業戦士」とも呼ばれていて、現代と変わらずに昔も過酷な労働環境で長時間の残業をしていたのです。
長い間そんな時期が続いたことから「残業をしている人は頑張っている」「定時で帰るのは仕事をサボっている」などという風潮が流れ始めたんですね。

昔と今の日本では何が違う?

それでは、労働時間は変わらないのになぜ現代になって「過労死」という言葉が出来るほどに日本人は疲弊してしまったのでしょうか。
昔と今の日本の決定的な違いは労働人口の差にあります。

ご存知の通り2017年現在の日本では深刻な少子高齢化社会を迎えて、働き盛りの世代の人口が減ってきています。
仕事の量は変わらないのに働く人が減っていけば、当然ながら一人あたりの仕事の負担は増えていきますよね。

一人一人が昔に比べてより効率よく仕事をこなさなければならず、効率よく仕事をしていてもその分の仕事を上乗せされる場合さえあります。
いつか終わりを迎える仕事なら良いのですが、仕事をいくらこなしてもさらに仕事が更に積み重なり、終わりが見えずに心や身体が疲弊し、やがて「過労死」を迎えてしまうのです。

日本と海外の残業の価値観の違い

それでは日本と海外では労働環境や価値観にどのような違いがあるのでしょうか。
海外に過労死という言葉が存在しないことから、長時間労働や残業は少ないように感じられるかもしれませんが、その認識は実は誤っています。

もちろん日本と同じ先進国各国にも残業や長時間労働というものは存在しています。
それでは何が違うのかというと、残業や長時間労働に対する考え方なんですね。

日本では長時間働いている人は頑張っている人という風潮がありますが、海外では残業をいつまでもやって長時間働いている人は仕事を効率よくこなせない、つまり仕事の出来ない人だと考えられます。
海外ではダラダラ仕事を長く続けるよりも、いかに効率よく仕事をこなして終わらせるかが重要視されています。

結果として必要であればもちろん残業や長時間労働は行いますが、不必要な残業や長時間労働は無駄なコストが掛かるだけだと考えます。
以上の考え方の違いから、必要な残業のためにコストが掛けることは致し方ないことと考え「サービス残業」なんてものも存在せず、残業に対しては適切な賃金が支払われます。

日本と海外の企業の働き方の違い

最後に日本と海外の企業では働き方にどのような違いがあるのかについて解説していきます。
日本は先進国の中でも一人一人の生産性がかなり低いことから、普段からいかに効率の悪い仕事をしているのかがわかります。

日本人の性格上、仕事を進める際にはじっくりと綿密に計画を経ててから行う傾向があります。
そのことから、何度も何度も大人数で長時間かけて打ち合わせなどを行って、毎日のように上司への業務報告を欠かしません。

しかし、海外の企業で打ち合わせをする際はいちいち会議室などを用意せず、担当者だけでデスクで打ち合わせをするなど、極めて小規模で短時間の打ち合わせ行います。
また、朝礼でその日の予定を報告するという文化も日本独特のもので、無駄な時間は使わず、業務後の報告も上司に対して行わない企業が多いようです。

上司へと報告をする時は本当に重大な問題に直面したり、相談事がある時だけであり、それ以外の場合は担当者による小規模な打ち合わせを行って臨機応変に対処しています。
その結果、日本のように上司への報告用にレポートや資料を用意したり、無駄な仕事が発生しないことから効率よく仕事をこなせているわけですね。

単純に8人で1時間の打ち合わせを行えば合計で8時間の労働時間が削がれてしまいます。
1か月に20日間出勤するとして、その打ち合わせを毎日していれば160時間もの時間が掛かります。

160時間もの無駄な時間をかけた結果、残業が発生して無駄なコストをかけるなら、そもそも人員を一人増やして全員が定時内で仕事を終えられるようにする方が結果的にコストも安上がりですよね。
このように、海外の企業ではいかに無駄を省いて効率よく仕事をするのかが重要視されており、長時間労働をすることが美徳と考える日本人とは労働に対する根本の考え方がかけ離れているのでした。

以上が過労死は英語でkaroshi、日本と海外の労働や残業に対する考え方の違いでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「C.朝礼」でした!

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まとめ

過労死は英語でkaroshiとなり、過労死は日本発祥の言葉であり、過労死に該当する英単語は存在していなかった。
昔も現代と変わらず長時間労働やサービス残業は存在していたが、労働人口の違いから一人あたりの仕事量や負担は現代の方が増えている。
日本では昔から長時間働くことは頑張っているとされる風潮があるが、海外では逆に仕事の効率が悪く仕事のできない人だと見られる。
日本では大人数で綿密に打ち合わせを行って計画を立てて仕事をしたり、上司への報告などは随時欠かさないように働く傾向がある。
海外では打ち合わせは少人数で短時間にとどめ、上司への報告や相談は必要な時だけにし、いかに時間をかけずに効率よく仕事をこなすかが考えられている。

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