どん兵衛の東日本と西日本の味の違い、実は北海道限定も存在する

この雑学ではどん兵衛の東日本と西日本の味の違いについてや北海道限定版について解説します。

雑学クイズ問題

どん兵衛の東日本版と西日本版の違いとは?
A.つゆの味の違い
B.入っている具材の違い
C.麺の太さの違い
D.お湯を入れる時間の違い

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

どん兵衛の東日本と西日本の違い、実は北海道限定も存在する

地域によって違う面白いカップ麺

仕事のお昼休みやちょっと小腹が空いてしまった時の夜食…そんな時に手軽に食べられるカップ麺の存在は本当にありがたいですよね。
スーパーやコンビニへ行くと毎週のように新作のカップ麺が出ていて、食べる人をまったく飽きさせません。

そんな中、昔から販売され続けているカップ麺も多くあり、日清のどん兵衛はなんと1976年から販売されているのです。
どん兵衛がこんなにも長い間愛され続けているのには、地域に合わせて味付けを変えているという工夫がなされているのが理由のひとつです。

うどんやそばは地域によって出汁や味付けに差があるので、このように地元の味を再現してくれることは嬉しいですよね。
今回は、地域ごとのどん兵衛の味の違いと、おまけ雑学としてどん兵衛の名前の由来について解説していきます。


東日本と西日本と北海道限定の味の違い

それでは早速どん兵衛の各地域での違いについて解説していきます。
どん兵衛にはうどんとそばの2種類がありますが、それぞれ東日本・西日本・北海道で味付けが異なっています。

「いつも自分が食べているどん兵衛はどこのだろう…。」と気になる方も多いと思いますが、どの地域のどん兵衛かを見分ける方法もありますので一緒に解説していきますね。
それではそれぞれ地域のどん兵衛の味の特徴と見分け方についてまとめてみました。

東日本版

東日本版は鰹ベースの出汁に濃い口しょうゆを合わせて、味も濃いめなのが特徴です。
そばの方ではあまり色に違いはありませんが、うどんのつゆは西日本版と比べるとかなり色が濃いです。

見分け方は、粉末スープの袋が赤色であるのと、パッケージに「(E)」の記載があります。
「(E)」は2箇所に記載があり、原材料欄の「合成保存料、合成着色料は使用しておりません。(E)」とフタのでっぱり部分にあります。

また東日本版には、液体つゆバージョンも存在しており、主にコンビニで取り扱っています。
パッケージには「液体つゆ」と大きく記載があり、味は粉末スープに比べてとても風味が良いのでどん兵衛が好きな方には是非一度は食べてみてほしいです!

西日本版

西日本版は昆布ベースの出汁に薄口しょうゆを合わせており、東日本版にくらべて薄味なのが特徴です。
つゆの色も薄い色をしていますが、その分出汁の味が際立っているようです。

見分け方は、粉末スープの色が茶色であるのと、パッケージに「(W)」の記載があります。
「(W)」の記載場所は東日本版と同じです。

北海道限定版

北海道限定版は利尻昆布のうまみを生かした甘めのつゆが特徴です。
また、東日本版と西日本版と違い七味唐辛子が付属しません。

見分け方は、粉末スープの袋の色が緑色であるのと、パッケージのフタに「北のどん兵衛」と記載があるので分かりやすいかと思います。
北海道のスーパーやコンビニで手軽に帰るので、旅行の際にはお土産として買って帰る人も多いようです。

どん兵衛の名前の由来

「どん兵衛」は聞いたら一発で覚えるとてもキャッチーな名前をしていますよね。
どん兵衛の名前の由来はうどん・どんぶりの「どん」と、日本人の名前として使われる「〇〇兵衛」を組み合わたことからきています。

関西では「どん」というと「どんくさい」を意味しますが、人間のほのぼのとした温かみのある感じがうどんとぴったりだということでこの名前になりました。
「どんくさい」とは決して良い意味ではありませんが、それが逆に温かいと捉えられることは素敵ですね。

以上がどん兵衛の東日本と西日本の味の違いについてや北海道限定版についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.つゆの味の違い」でした!

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まとめ

どん兵衛には東日本版・西日本版・北海道版があり、それぞれで味が異なっている。
東日本版は鰹出汁ベースに濃い口しょうゆ、西日本版は昆布出汁ベースに薄口しょうゆ、北海道版は利尻昆布出汁ベースに甘口しょうゆ、という特徴がある。
また、どの地域のどん兵衛かはパッケージに記載のあるローマ字や粉末スープの袋の色で見分けられる。
どん兵衛の名前の由来はうどん・どんぶりの「どん」と、日本字の名前である「〇〇兵衛」の組み合わせから来ている。