頭が切れるの意味や語源由来を解説、面白い慣用句。

この雑学では「頭が切れる」という言葉の意味や語源由来について解説します。

雑学クイズ問題

頭が切れるの語源とは?
A.武士の決闘
B.切れ者
C.打ち首
D.血管が切れる

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

頭が切れるの意味や語源由来を解説、面白い慣用句。

日本語には不思議な言葉がたくさん

日本語はとても面白く、よく考えてみると不思議に思えてくる言葉がたくさんあります。
例えば「首の皮一枚つながる」といった言葉は「ぎりぎりで望みがつながる」という意味ですが、首の皮一枚の状態って普通なら死んでて助かってないですよね。

このように「慣用句」については二つ以上の単語が結びつき、単語の本来の意味とは全く異なる意味になる不思議な日本語なのです。
今回は「頭が切れる」という慣用句についてですが、頭が切れるって物理的に考えると怖い言葉ですよね。

一体どのようにして「頭が切れる」という慣用句が誕生したのか気になるという人も多いはずです。
「頭が切れる」という言葉の意味をおさらいして、その後に語源や由来について解説しますので、最後まで読んでいってくださいね。


「頭が切れる」の意味とは?

それではさっそく「頭が切れる」という言葉の意味について解説していきます。
「頭が切れる」という言葉について辞書などを使って調べてみると、以下のような意味であることがわかります。

・問題をみごとにすばやく解決できる
・頭の回転が速い
・物の考え方が鋭い

このように、一般的には頭が良い人に対してや賢い人に対して「頭が切れる」という言葉が使われます。
思慮深く、考え込むタイプの頭が良い人というよりは、頭の回転が速く、すばやく考えがまとまる人に対して使うのが正しい使い方となります。

当たり前ですが、慣用句であるため「頭が切れていること」という意味は含まれていません。

「頭が切れる」の語源由来とは?

続いて「頭が切れる」という言葉の語源や由来について解説していきます。
他の慣用句にはその慣用句が誕生したエピソードなどがあり、それが語源由来となっていますが、「頭が切れる」という言葉には存在しないようです。

それでは、なぜ「頭が切れる=頭の回転が速い」になったのかというと、元々「切れる」という言葉に以下の意味があるからなんです。
・頭の働きが速く、物事をてきぱきと処理する能力にすぐれる。

他にも「切れ者」などの言葉があるように、慣用句ではなくとも最初から「頭の回転が速い」という意味だったんですね。
そして、「切れる」という言葉だけではわかりにくかったことから、いつしか「頭が切れる」というように表現されるようになったのだと考えられます。

以上が「頭が切れる」という言葉の意味や語源由来についてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.切れ者」でした!

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まとめ

「頭が切れる」という言葉には以下のような意味がある。
・問題をみごとにすばやく解決できる
・頭の回転が速い
・物の考え方が鋭い

「切れる」という言葉自体に「頭の働きが速く、物事をてきぱきと処理する能力にすぐれる」という意味がある。
そのため、元々は「切れる」だけで意味は成立していたが、後に「頭が切れる」と表現されるようになった。