この雑学では、意外と知られていないドラフトの意味と語源について解説します。
雑学クイズ問題
ドラフトという言葉の語源はどれ?
A.引く
B.選ぶ
C.書く
D.描く
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
意外と知られていないドラフトの意味と語源
ドラフトといえば?
普段たまに目にするドラフトという言葉があります。
皆さんはこの「ドラフト」という言葉を見たときに何を想像しますか?
私の場合は、真っ先にプロ野球のドラフト会議を想像します。
ドラフト会議以外にも、ドラフトビールやドラフトフォルダなどの言葉がありますよね!
それでは、この「ドラフト」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか?
ドラフトに込められた様々な意味
ドラフトという言葉には様々な意味があります。
以下が主なドラフトの意味になります。
・原稿(を書く)
・下書き(する)
・設計図(を描く)
・通風(装置)
・徴兵(する)、選抜(する)
・引く(こと)
・たる抜き
以上ですが、ドラフトには様々な意味があることをわかって頂けたと思います。
しかし、本来はラテン語の「引く」という意味の言葉であり、「線を引く」、「物を引く」など、色々な意味の言葉として使われるようになりました。
原稿を書く
「線を引く」という本来の意味から派生して、「原稿を書く」という意味でも用いられます。
原稿を書くこと=線を引くこと、と考えればイメージしやすいですよね!
下書きする
メールの下書きフォルダのことを「ドラフト」って呼ぶことがありますよね!
こちらも「線を引く」ということから下書きという意味になります。
IT技術者の場合は耳馴染みがあるかもしれません。
設計図を描く
英語でドラフトという言葉を使う時に1番用いられる意味がこの「設計図」という意味です。
日本の建築においても、設計図のことをドラフトと言うひとがいるみたいです。
下書きという言葉と混同しそうなので、素直に設計図言った方が無難な気がしますが・・・
こちらも「線を引く」から派生した言葉です。
通風(装置)
日本語ではあまり使われませんが、英語の意味で通風という意味があります。
ドラフト感という言葉を聞いたことはありませんか?
通風という意味から、ドラフト感は空気の流れる感覚を指す言葉として使われるそうです。
他にも隙間風という意味としても使われます。
「空気を引く」という意味から、通風という意味でも使われるようになりました。
徴兵(する)、選抜(する)
これがよく耳にする「ドラフト会議」の「ドラフト」で使われている意味ですね!
「徴兵する」「選抜する」という言葉からもわかる通り、人を選ぶことを意味しています。
ドラフト会議を日本語にすると、「選抜会議」といったところでしょうか?
たる抜き
「ドラフトビール」の「ドラフト」で使われる意味がこの「たる抜き」になります。
ドラフトビール=生ビールという意味になりますが、ドラフトビールと言った方が、こだわりがあって美味しそうに聞こえるから不思議ですよね!
「樽から引く」という意味で、ドラフトという言葉が使われるようになりました。
普段なんとなく使っていたドラフトという言葉には、ここまで様々な意味があったとは驚きですよね!
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.引く」でした!
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まとめ
ドラフトはラテン語で「引く」という意味がある。
「引く」という意味から、原稿(を書く)、下書き(する)、設計図(を描く)、通風(装置)、徴兵(する)、選抜(する)、引く(こと)、たる抜き、など様々な意味で使われるようになった。
日本で良く目にするプロ野球の「ドラフト会議」などは、選抜するという意味で、「選抜会議」と考えるとわかりやすい。